ELWINをWINDOWS 7やwindows 10で動かしたとき発生する可能性のある問題点について

ELWIN Ver9やELWIN Ver10は本来WINDOWS NTやWINDOWS XP用に開発されたプログラムですが、大勢の有志の方々の情報や実験によりその他のOSでも何とか実用段階に入っています。
しかしながら、どうしても解決できない問題や、インストールするパソコンの状況により、問題が発生することがあります。
このような情報を一時的な物も含めて公開してみたいと思いますので参考にしてください。
(ヒロシステムHPの掲示板より抜粋してます。疑問点などは掲示板にお越しください。)

現象1  
 標準編集モードでグリッドを表示させるとパソコン自体が固まる。
 特定の限られたパソコンのみで発生する現象で、頻度はあまり高くない。
 Windows 7 32bitユーザーで発生する事が多いようである。
 原因ははっきりしないが、グラフィックボードの交換で症状が出なくなった事例あり。

現象2
 環境設定のユーザー定義ファイルの変更ができない。(参照先が変更できない)
 この現象はWindows 7に編集ソフトをインストールすると発生するが、たまに発生しない人がいます。不思議なことに、Windows 10へのインストールでは起きないようです。
 原因ははっきりしませんが、OSのユーザーアカウントのセキュリティあたりが原因ではないかと思われます。今後の検証が必要です。

現象3
 保存してあるファイル名をダブルクリックすると編集ソフトが立ち上がってファイルが開くのですが、すでに一つのファイルを開いた状態で、ファイル名をダブルクリックしても開かない。(何も起こらない)Windows 7の時に出る症状で、Windows 10では何個でも立ち上がる。
原因はユーザーアカウントのセキュリティのようで、ショートカットのプロパティの互換性タブでWIND
OWS XPにセット後、一回だけ実行して元に戻すと以後いくつでも開くことができるとの報告があります。
ただし、これを行うと編集ソフトが立ち上がっていない状態でファイル名をダブルクリックするとエラー表示されて「OK」をクリックしないと開けない状態が発生するようです。(windows の復元を行わないともとには戻りません)
どちらを選ぶかは慎重に考えてください。

現象4
Windows 7パソコンをwindows 10にアップグレードした人で、Adobe CS2がインストールしてある人は、Photoshopを立ち上げようとすると、「Adobe Photoshop CS2は動作を停止しました」と表示して起動しないことがあります。
原因はWindows 8からIMEの状態がアプリケーションを立ち上げたとき引き継がれるようになった為、Photoshop起動時に全角モードとなっていると起動できない為です。
解決策は、Windows 7と同じようにIMEの状態をアプリケーションごとは引き継がないように設定をしてやればよい。
 その方法は
  「コントロールパネル」→「言語設定の変更」→「詳細設定」→「入力方式の切り替え」の中の「アプリウインドウごとに異なる入力方式を設定する」にチェックを入れる。
これで解決です。


現象5
Windows 10にはMicrosoft Print to PDFというPDFファイル作成機能が付いています。これで作ったPDFファイルをAdobe Acrobat8を搭載のELWINでページファイル挿入を行うと「ほかのプログラムがビジー状態のため・・・・・・・」というエラー表示で止まってしまいます。
タスクマネージャー等で、編集ソフトを閉じなければ何もできない状態となりました。
何で作ったかわからないPDFファイルを編集ソフトに取り込むときには、そのファイルを搭載バージョンのAcrobatで開いてみて下さい。
「このファイルは、このバージョンのAcrobatではサポートされていない新しい形式を使用している可能性があります。・・・・・・・・」というエラーが表示された場合、編集ソフトでページファイル挿入ができない可能性が高いです。
古いバージョンのソフトを使用していると、いろいろ難しいことが起こってきそうですので注意が必要です。

現象6
ある日突然、全ての実行速度が極端に遅くなる。
投稿の事例はwindows 7でのことでした。原因はウイルスチェックソフトをバージョンアップしたらいきなり現象が現れたようですのでこれが原因でした。
結局編集ソフトなどを監視対象から外すことによって解消したとのことですが、同じようなことが実はよくあるのです。OSは次々とアップデータをしていますので、どうしても速度は落ちてくるものです。と時々メモリー管理などを行ってやらないとなりません。それでも少しずつは実行速度が落ちているようです。
もう一つ、特にWindows 10の初期では、アップグレードの容量が相当なもので、インストールしてから1日2日は電源を入れっぱなしで置いた方が良いなどとネットでも噂されていました。(バックグラウンドでのダウンロードに時間がかかるため並行処理では速度が相当落ちる)
もし、OSを再インストールした時など極端に速度が落ちたらこのことを思い出してください。バックグランドでアップデートのダウンロードを必死で行っている結果かもしれません。

現象7
 編集ソフトよりそのままPDFファイルを作る文字の埋め込まれた印刷用の容量の大きいファイルができます。印刷するためにはこの方がベストではあるのですが、時としてWEB用の軽いPDFを提供してくれと言われることがありますが、編集ソフトからですと通常のやり方ではできません。
解決策として、次のようにすればフォントはモリサワの代表的な5書体に代替え指定した、検索のできる容量の小さなPDFをELWINでも作ることができます。
方法
ELWINでモトヤフォントを使っていると、そのままではディステェラーで文字を埋め込まないように設定しても検索のできるPDFをつくることはできません。(文字化けを起こさないように「印刷設定」で形式をType1にするとどうしても文字が埋め込まれます)
文字検索のできるPDFを作るにはいくつかの設定を変更しなければなりません。
1.Adobe PDFプリンターの設定
「スタート」→「コントロールパネル」→「プリンターとFAX」の中のAdobePDFプリンターの「印刷設定」→「AdobePDF設定」のPDF設定を「small file size」に変更して「フォントを送信しない」をチェックを入れる。
2.編集ソフトの「環境設定」→「文字・フォント」→「使用可能書体」でモリサワのPS書体標準5書体を使用可能書体にする(この時必ず全書体に適用にチェックを入れること)
3.「フォント代替」で使用している書体(たとえばTTモトヤ明朝)を選んで「印刷代替えフォント」欄を似ている書体(たとえばPSリュウミンL-KL(83pv))を選択して必ず「全文字種に適用」をクリックする。
  この時、設定後編集ソフトを立ち上げなおすこと。
4.印刷する時編集ソフトでは「印刷設定」→「TrueTypeフォントダウンロード形式」を「Type1」に設定する。
5.ディスティラーでPDFに変換する時は、PDF設定を「Small file size」に変更する事。
これでできるPDFは文字検索のできるPDFになります。
済んだら設定はもとに戻すことを忘れないでください。

これでできたPDFは通常使うほとんどの文字が化けることなく表示できるのですが、一部の文字(モリサワ書体にない文字)は表示できません。その検証結果のPDFが有志の方のご厚意で手に入りましたので、PDFとして手に入りましたのでPDFファイルにリンクを張りましたので、ご覧ください。

なお、ファイル上の文字は次の様に左からモトヤ明朝・モトヤEX明朝・シフトJISコードの順に並んでいます。各文字を編集機ELWINで印刷代替え機能を使いリュウミンL-KLに代替えしてPDFを作成したものです。
EX明朝については表示できない文字がかなりありますが、モトヤ明朝についてはほぼ表示どおりの結果になっているようです。(モトヤで販売していたXP-PDFSというプログラムを導入しているとEX明朝でもほとんどOKのようです)







モトヤ明朝をリュウミンL-KLに印刷代替えしたPDF