衰え行く生命力





(承前)
この病院に移ってからはリハビリもなくなりました。
毎日毎日、定時での医師の巡回と看護師さんによる定時での食事の世話、あとはずっとベッドで寝ているだけ。
こんな状況を目にして、私も母も、そして兄達も姉も、もう父の回復は望めないのだと、諦めの境地に達したのは確かでした。

母では父を車椅子に乗せることは出来ないので、私が行った時だけ車椅子に乗せます。
そして母と一緒に広い病院内を一周して部屋に戻れば、「ここが俺の部屋か。やはり自分の部屋に来るとホッとするな」、などとまともなことを言います。
以前のI病院のように、ベッドに手足を縛り付けられるようなこともなくそれなりに落ち着いた入院生活だったようですが、それは同時に生命力の衰えを示していたのでしょう。




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