美肌スキンケア〈化粧水を知る〉

洗顔の後に、何となく使っている化粧水。
そもそも何の為に、使っているのでしょうか。
美容液とは違うのでしょうか。

化粧水の働きを知って、しっかりとケアしていきましょう。

化粧水の働きとは

日々のスキンケアでは、クレンジングや洗顔、
化粧水や美容液・乳液など様々なものを使っている
と思いますが、どのような働きを持っているのか知ら
ず、何の為にその商品を使っているか、曖昧な方も
多いのではないでしょうか?

ここでは、「化粧水」の働きについて、しっかりと
学んでいきましょう。


〈化粧水と美容液の違い〉
化粧水も美容液も、使った感じは水分が多く、潤いを
与えているように感じます。どちらか1つでもいいの
では?と思ったこともあるかもしれません。
でも、この2つにはきちんと違った役割があります。


化粧水
水分や美白効果などの栄養を肌に届けます。
届けることがメインなので、そこに留まる力が弱いです。

そのまま放置すると、肌についている水分が蒸発する
時に、乾燥を招くので、肌にとってはダメージとな
り、スキンケアとしては逆効果になってしまいます。


美容液
化粧水と同様、美白効果なども届けます。
美容液の場合は、化粧水より粘度があり、保湿効果が
あります。そのため、化粧水で得た水分や栄養をしっかりと保ちます。

このあとに、乳液・クリームを塗ることで、フタを
し、しっかりと効果を閉じ込めます。

化粧水の選び方

洗顔料やクレンジング剤同様、化粧水も肌に合ったも
のを選ぶ必要があります。4つのタイプに分けて、
見ていきましょう。



(1)乾燥肌
セラミドやコラーゲン、ヒアルロン酸、グリセリンな
ど、保湿効果の高い成分が配合されているものを選び
ましょう。また、とろみがあるものも効果的です。


(2)シミ・そばかすが気になる方
ビタミンC誘導体やアルブチン、ルシノール、
トラネキサム酸などの美白効果成分が配合されている
ものを選んでください。


(3)敏感肌
1、2で含まれていた成分は入っていても良いですが、
なるべく成分がシンプルなものを選びましょう。
自分の肌に合うものがわかるまでは、成分をしっかり
確認して、合わない場合はすぐに使用をやめましょう。


(4)脂性肌
収れん化粧水を使いましょう。

化粧水の種類と成分

ここで出てきた成分や化粧水の種類について
見ていきましょう。

〈成分説明〉
ここに載っているものは、ほんの一部ですが、
1つずつ見てみましょう。


セラミド
表皮で水分保持などの働きをしている、体内で生成
できる成分。

コラーゲン
真皮で水分保持の働きをしていて、体内で生成できる成分。

ヒアルロン酸
真皮でコラーゲンを支え、水分保持の働きをしている体内で生成できる成分。

グリセリン
肌にいる常在菌である善玉菌が、皮脂をエサとした
ときに、分解されて作られる保湿成分。



ビタミンC誘導体
ビタミンCを肌に浸透しやすくさせた人工的に作られた成分。

化粧水や美容液に配合されるものは、
リン酸型ビタミンC、アスコルビン酸グルコシド、
アスコルビルエチルなどの水溶性のもの。

効果としては、抗酸化作用の働きで シミ、くすみを防
ぎ、新陳代謝を促してターンオーバーを促進
させます。
またメラニンを還元する性質もあるので、すでにある
シミにも効果
があり、さらに色素沈着も防いで、新た
なシミを作らせないようにしてくれます。
皮脂分泌のコントロールもし、肌をなめらかにします。
さらに分子が小さいものは、コラーゲン生成に働きか
てくれます。


シミ、そばかすにとても良い成分ですが、皮脂分泌を
コントロールするので、乾燥肌の方は注意してお使い
ください。



アルブチン
メラニン合成に関わるチロシナーゼに直接作用します。
さらに美白効果の高い、医療でも使われるハイドロキ
ノンを安全に使えるように作り出された成分です。

αアルブチンとβアルブチンがあり、αアルブチンは
肌との相性が良く、美白効果はβアルブチンよりも高
く、高価です。

βアルブチンは、αアルブチンと比べると肌とのなじみ
度合いは低く、効果も弱くはなりますが、美白効果が
あります。
「アルブチン」と表記されている場合は、一般的には
βアルブチンを指すことが多く、αと比べて安価に配合
できます。



ルシノール
メラニンの生成、チロシナーゼの働きを抑制します。
すでにあるシミには効果が薄いが、シミが今より濃く
なるのを防いでくれます

肌に浸透しやすく、安全性の高い成分です。



トラネキサム酸
医療用として、湿疹や蕁麻疹の薬にもなっている成分
です。

効果はメラニンの生成抑制、炎症を抑え、肌荒れや
シミ、そばかすを改善・予防
してくれます。

副作用として、食欲不振や胸焼け、嘔吐、眠気、発疹
などの症状が出ることもあります。また、妊婦や授乳
中の方も注意
が必要です。気になる場合は、医者や医
薬品販売資格のある薬局の店員などに相談してください。


〈収れん化粧水〉
脂性肌に良い「収れん化粧水」とは、
引締めローション、タイトニングローション、
アストリンゼントローションなどと呼ばれるもので、
皮脂を抑えながらも水分を保ち、毛穴を引締める効果 のあるものです。

皮脂が多く毛穴が開きがち、肌のたるみが気になる方
へおすすめの化粧水です。
肌への負担もあるので、気になる部分のみに使うとい
う方法もあります。




スキンケア商品には、たくさんの成分が入っていて、
どれがどのように働いているのか覚えるのは大変だと
思いますが、肌に負担を与えないためにも、しっかり
と確認して使うようにしましょう。


〈スープルトゥシェ/コラーゲン配合ローション〉