車にはどんな種類があるのか知ってる?

車選びに知ってると便利 クルマの分類いろいろ

公開:2013/10/26 | 最終更新:2015/12/12

車のイメージ クルマにはたくさんの種類がありますが、形状や用途でいくつかのタイプに分類されています。

クルマのタイプを把握していれば、クルマ選びの際に自分の使い方に適したものを具体的に絞り込みやすくなります。

ただ、初心者にとって困るのは、分類には決まったルールがないという点です。

ざっくりと形状や用途などで分類されるのですが、メーカーが提示する区分を参考に、ぼんやりした境界線で把握するしかないんですよね…。

形状による分類

ミニバン・1BOX
1BOXは、ボンネットがないか極めて短いボンネットを持つ箱形のクルマです。商用車ベースであることから、ミニバンと区別することがあります。車室が広いので乗車定員が7~8人と多く、家族が多い人に向いています。慣れないと道路とクルマの位置感覚がつかみづらいところがあるようです。

ミニバンは一部エンジンが乗車スペースの下に配置されているので、一般的に1.5BOXと呼ばれます。車内高があって室内空間が広いのが特徴。3列シートを備えているので、乗車定員が6名以上と多く、家族が多い人に向いています。

一般的にバンも1BOXととらえられていますが、商用車ベースであることからミニバンと区別することがあります。同じ形でも乗用車ベースであればワゴンに分類されることもあります。

ワゴン
ステーションワゴンの略です。前部にエンジンフード、後部に乗員の座席とひとつづきの荷室を備え、2BOXになっています。

後部座席をたたんで大きな荷物を載せることができる積載量を重視した構造が魅力です。

セダン
古くからあるタイプのクルマです。一般的に、エンジンルーム、乗車空間、トランクが3つに分かれた3BOXのクルマを指します。

居住性に重点が置かれた構造が特徴です。

用途による分類

SUV・クロカン
スポーツ・ユーティリティー・ビークルの略で、スポーツ用多目的車と訳されます。スポーツと言っても運動性能のことではなく、サーフィン、スキー、キャンプといったアウトドア娯楽のことです。

乗用車をベースにした街乗り4駆(4WD)からクロカン(クロスカントリー車)まで、含まれる車が多いので混乱しますが、大径のタイヤと高い車高が特徴です。

クーペ・スポーツ
運転を楽しむことを目的としたクルマです。高速走行時の操作性を含めた運動性能を重視しているため、車体は低め。その分、居住性は悪くなってしまいます。

中でも4ドアセダンをベースにしたスポーツタイプのものをクーペと考えていいようです。2人乗り、もしくは4人乗りもありますが、前席優先で後部座席が狭いのが特徴。2ドアのボディタイプが多いですが、4ドアもあり、この辺はかなり曖昧なところがあります。

商用車(ビジネスカー)
トラックやバンを代表とする商用目的で使われる、いわゆる「働くクルマ」です。使用目的によっては軽自動車やワンボックスも入ります。

動力による分類

ハイブリッド
エンジンとモーターを組み合わせた動力源に、燃料にガソリンを使用するクルマです。発進や加速時など、エンジンが燃料を多く消費する際にモーターでサポートするため、燃費がいいというメリットがあります。次世代自動車の中でもっとも普及しているタイプで、省エネ・CO2削減にも一定の効果をあげています。

電池を外部電力で充電し、モーターによるEV走行距離の拡大を目指したプラグイン・ハイブリッドの登場が今後期待されています。

電気(EV)
モーターを動力源とし、電気をエネルギー源に使用するクルマです。

普及にはさまざまな課題があり、現在、日本で普及いているものはほとんどが原付自動車で、軽・小型・普通車への普及は足踏み状態です。

排気量による分類

軽自動車
排気量660cc以下、全長3400mm以下、全幅1480mm以下、高さ2000mm以下のクルマです。パワーはありませんが、小回りがきくので、狭い路地も楽に運転できるのが特徴。税金面で優遇されているメリットがあります。

軽自動車よりサイズが大きい分、居住性のよさが魅力。比較的軽量でエンジンの排気量が小さいので、燃費がいいという特徴があります。小回りが利くので、日常使いに向いています。

小型車・コンパクト
はっきりした定義はありませんが、エンジン排気量は1,000~1,500cc程度。一般的に普通車のうち全長がおよそ4,200mm程度まで、全幅がおよそ1,700mm程度までの5ナンバー枠を指すことが多く、コンパクトカーとも呼ばれます。

軽自動車より居住性がよく、排気量があるので加速や上り坂が楽になります。

普通車
正式名称は普通自動車です。排気量、長さ、高さいずれか1つでも軽自動車の規格を超えれば普通車となります。

大体、排気量は2,000ccを超えるものを指し、全長4,700mm超、高さ2,000mm超、全幅およそ1,700mm超となります。ナンバープレートでは3ナンバー枠を指すことが多いようです。

排気量が大きくなる分、乗車室が広く確保されるのでチャイルドシートなども設置しやすく、安全装備や快適装備が充実しています。エンジンも十分なスペースを確保できるので、アクセルを踏み込まなくても楽に走行でき、エンジン音も静かです。

一方で重量が重くなることから燃費は悪くなる傾向にあるようです。税金の優遇がないので、維持費が高くなるデメリットが挙げられます。


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