岩盤浴による低温火傷は基本的には心配なし?

岩盤浴では、休憩を入れながらではありますが、30分以上身体を岩盤に横たえていることになります。
ここで気になるのが、「低温火傷」です。
基本的には、低温火傷の心配はありません。
ただし、例外もありますので、これに当てはまる方は注意が必要です。

低温火傷とは?

通常の火傷は、熱湯など70℃以上の高温で起こります。これに対して「低温火傷」は、カイロや湯たんぽなど40~60℃の比較的温度の低いものが長時間身体に触れ続けることによって起こります。
通常の火傷は皮膚の表面で起こりますが、低温火傷は長時間温められることによって皮膚表面だけではなく、身体の深部にある脂肪細胞まで熱が伝わります。
そのため、通常の火傷より治りが悪く厄介な場合が多いのです。

低温火傷が起こる条件

では、低温火傷が起こるケースはどんな時なのでしょうか?
これには、次の3つの条件があります。

1.「長時間」接触していること
低温火傷の原因となるものに「長時間」接触している場合です。長時間とは、5~6時間、又はそれ以上の時間です。例えばコタツに直接触れたまま長時間寝てしまった場合は低温やけどになる可能性があります。

2.「直接」接触していること
低温火傷の原因となるものに「直接」継続して接触している場合です。眠っている時や気づかないでいる場合がほとんどでしょう。

3.皮膚の弱い方や皮膚の血行が悪い方
お子様や高齢者の方、血液の流れが悪くなっているような疾患をお持ちの方です。

岩盤浴で低温火傷が起こる条件

低温火傷が起こる条件は上記の3つです。
これを岩盤浴に当てはめてみましょう。

まず、1の「長時間」ですが、岩盤浴を連続して5時間行う方はいないでしょう。しかも岩盤浴は寝返りを打ちながら行いますからこれは問題ありません。同じ姿勢で長時間接触する可能性があるのは眠ってしまった時くらいです。長時間眠ってしまわない限り大丈夫ともいえます。

また、2の「直接」継続して接触することは、岩盤浴の場合ありません。岩盤と身体の間にタオルやゴザ、毛布などを挟んでいますから問題ありません。

しかし、3だけは注意が必要です。
3に当てはまる方は、入浴を工夫するのがよいでしょう。
対策としては、入浴時間を短くしたり、厚めの毛布やタオルにしたり、2重に重ねたり、などで様子をみる必要があります。


岩盤浴で低温火傷が起こるリスクは低い

以上のことから、岩盤浴で低温火傷が起こることはほとんどないといえそうです。
ただし、何度も繰り返しますが、上記の3に当てはまる方は注意が必要です。
正しく入浴して、効果のある実り多い岩盤浴生活を送りましょう!