岩盤浴で注意しなければいけないのが「脱水症状」  「水分補給」の上手な方法とは?

岩盤浴を行うと大量のをかきます。この時に注意しなければいけないのが「脱水症状」です。
これを防止するためには、「水分補給」が大切になりますが、いつ、どんな水分をどれだけ量を補給すればいいのか?
目安となるようなものを簡単にまとめてみました。

脱水症状になるとどうなる?

人体の約60%が水分です。
個人差はありますが、岩盤浴を行うと1ℓ~2ℓくらいの汗をかきます。

これを体重50kgの方に換算してみましょう。人体の60%が水分ですから、50kgの方では30kgが水分です。
汗1ℓ~2ℓをかくということは、約3%~6%失われたことを意味します。

人間は、水分が3%失われると頭がボーッとし、6%失われると呼吸困難などの症状がでます。
そして極端ですが、水分が20%失われると死亡します。
いかに水分補給が大切かがわかります。


いつ水分補給すればいいのか?

岩盤浴の水分補給のタイミングは、主に岩盤浴入浴前・休憩中・岩盤浴入浴後の3つです。
もちろん入浴中に水分補給してもOKです。持ち込めるならばそばに置いておきましょう。
まだ汗をかいていない入浴前に水分補給する理由は、のどが乾いたと感じた時点で、人体の水分の2%ほどが失われているからです。のどが乾いたと感じてから水分補給しても遅いのです。
これから水分が失われることを想定して、あらかじめこれを防止します。

どんな水分を補給すればよいか?

では、水分といってもどんな水分を補給すればよいのでしょうか?

ただを飲めばいいと思いがちですが、水を大量に飲むと血液の濃度が薄くなります。この状態になると尿を抑えるホルモンが分泌されなくなり、大量の尿が排泄されます。つまり、飲んだ水より多い水分が尿として排泄されてしまうので脱水がより進んでしまいます。

次に「ミネラルウォーター」ですが、岩盤浴を行うとミネラルも失われてしまいます。ミネラルウォーターは、これを補ってくれるので、理にかなっていそうですが、吸収が悪く、即効性に劣ります。また、即効性のある糖分や塩分が含まれていないものも多いので、水よりいいですが、完全ではありません。

最もおすすめなのが「スポーツドリンク」です。ミネラルウォーターに含まれていない糖分や塩分も含まれており、即効性があります。ただし、毎回飲んでいると血糖値や血圧が上がるリスクがあるので、糖尿病や高血圧症の方は注意が必要です。

どれだけの量を補給すればよいか?

続いて、どれだけの量の水分を補給すればよいのか?
個人差はありますが、岩盤浴で大量に汗をかく方は、最低でも500ml程度、かかないタイプの方でも250ml程度は水分補給したほうがいいでしょう。
これを1度に飲むのではなく、こまめに飲むことが大切です。

目安としては

 入浴前に150ml~200ml
 休憩1回に150ml~200ml
 入浴後に200ml~250ml

程になります。

失われた水分と同じ量の水分を補給するのが理想的ですが、現実的にはそうもいかないので後手後手に回らぬようこまめに水分補給することが大切です。

上手な水分補給

これらを総合すると岩盤浴における水分補給は、

  入浴前に、ミネラルウォーターを150ml~200ml
  休憩時に、ミネラルが多めのミネラルウォーターを150ml~200ml
  入浴後に、スポーツドリンクを200ml~250ml

が理想的といえます。

しかし、現実的にはここまで飲み分けるのは難しいと思われるので、あまり神経質にならずにミネラルウォーターかスポーツドリンクを最低500ml以上準備すればいいでしょう。
のどの乾きを感じる前にこまめに水分補給すれば脱水症状を起こすこともなく、いい岩盤浴を行うことができます。