岩盤浴の湿度は、高ければいいというものではない?

岩盤浴というと温度を意識される方は多いと思いますが、湿度を気にされる方は案外少ないのではないでしょうか?
各岩盤浴施設も湿度は50%~85%と施設によってまちまちです。
では、岩盤浴において湿度はどんな影響があるのでしょうか?

岩盤浴の汗と湿度の関係

蒸し暑い日には、がじわじわと出てきます。汗は温度が高いと出やすいのは当然ですが、湿度が高くても出やすくなります。また、湿度の高い場所に長くいると逆に出にくくなる傾向があります。

これを岩盤浴に当てはめてみましょう。岩盤浴でもこの傾向は同じですが、その理由として次の3つがあげられます。

◎岩盤浴の「遠赤外線」の温熱作用が湿度を上昇させます。
◎体外の湿度が高いと体内の熱が外に出にくくなり、汗が出やすくなります。
◎皮膚に湿気があると汗が出始める温度が低下し、汗が出やすくなります。

また、岩盤浴においても長時間湿度の高い場所にいると汗が出にくくなることに変わりはなく、そのために休憩を入れます。

湿度が高ければいい汗をかけるか?

では、湿度が高ければそれでいいのでしょうか?
確かに湿度が高ければ、早く多くの汗をかくことができます。しかし、残念ながらこれがいい汗とはいえないところが岩盤浴の難しいところです。

汗の本来の目的は体温調節です。皮膚が熱いと感じたら汗を流すことによって体温を下げます。温度や湿度が高いと出る汗は、蒸発せずに皮膚にとどまってしまい、体温調節がしにくい汗になる傾向があります。特に高齢者の方は熱が体内に蓄積されてしまい、「熱中症」のリスクにもなります。
なので、岩盤浴の湿度は高ければいいというわけではないのです。
岩盤浴2

岩盤浴の湿度は、自分で決める?

天然の岩盤浴では、季節や場所などによって温度や湿度は異なります。全国の岩盤浴施設も同様です。
また、鉱石による違いもあります。
汗のかきやすさも個人差が伴うことから自分にとってベストな岩盤浴施設を選ぶのがいいと思います。
例えば、汗を早くたくさんかきたいという方は、湿度が高めの岩盤浴施設を選ぶのがいいでしょう。
しかしあくまでも、デトックス効果を伴ういい汗をかくためには、身体の芯から温めるのが基本です。