幕末太陽傳(1957) 監督 川島雄三




ストーリー「映画データベース all cinema」


フィルム上映というのは、数巻に分かれたフィルムリールを掛け変えて行くものなので、必然的に切り替え部分(=フィルムの最初と最後)に埃や傷が付きやすく劣化します。この部分に重要な台詞などあると、作品によってはコマ落ちしたりして話が飛んだりするので、フィルム上映が当たり前だった時代はそれがストレスだったりもしたのですが、今こうして古い作品をかろうじてスクリーンに投影する機会においては、そのコマ落ちも味があったり。とはいえ今年の始め、新文芸坐で観た植木等主演の「日本一の裏切り男(1968)」はコマ落ち部分だけでトータル10分くらいあり、話も訳が分からず。館内に「フィルムの劣化が激しく〜云々」と断り書きがありましたが・・・まあでもそれも仕方がなく。







幕末太陽傳を数十年ぶりに、しかもデジタルリマスター版の上映で鑑賞。学生時代とおっさんになった今では作品の見え方は違うにせよ、埃も傷もない、「美しい」という印象が加わった感じ。台詞も聞き取りやすくて、フランキー堺さんの葛藤がより伝わってきました。そして傷が付きやすく、ゆえに薄暗いラストと記憶していたラストカットの品川の海が鮮明に、思わずため息の出る美しさ! 語り継がれるべき名作です。



↓ 忘れられていく、でも忘れたくない芸人、フランキー堺。


芸夢感覚―フランキー人生劇場





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幕末太陽傳 デジタル修復版 DVD プレミアム・エディション





2017年1月4日 
池袋・新文芸坐 で鑑賞




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↓ 学生時代に読破した記憶。お薦めです。


サヨナラだけが人生だ―映画監督川島雄三の一生 (1969年)
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