座頭市と用心棒 (1970) 監督 岡本喜八







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常に命を狙われ、追われる生活に疲れた座頭市が、かつて過ごした心落ち着く村に、数年ぶりに立ち戻る。しかし今やその村はカネに目がくらんだ豪族が支配し、かつての面影はなく、なじみの男も女も人が変わったように冷たく座頭市に接する。そして居酒屋の片隅には、ご存知三船敏郎演じる用心棒が目をぎらつかせて、カネの臭いを嗅いでいる。










当代きっての二代映画スター、勝新太郎と三船敏郎。

その二人がガチで競演するわけだからそりゃまあ大作で。
監督も岡本喜八さんだし、ヒロイン・若尾文子にアラカンこと嵐寛寿郎も出ている。




若尾文子〝宿命の女〟なればこそ





面白かった。つまり娯楽作品として良くできています。
が、何かが違う気がする。

勝新の座頭市はブランドとしてOKだけど、三船の用心棒は黒澤明の映画「用心棒」の桑畑三十郎を借りてきて、この映画用にややディフォルメして出している感じがするからか?つまりなんか、三船自ら、パロディみたく茶化しているような気がしてしまうのだ。





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黒澤の「用心棒」公開時のエピソードとして、同年代に山ほどチャンバラ映画を生産していた東映のスタッフたちが驚愕したという話は、春日太一さんの「あかんやつら」に記された話。





あかんやつら 東映京都撮影所血風録 (文春文庫)




すなわち日本映画の歴史を変えたほどの作品だし、スクリーンにみなぎるパワーが違うと。

なのにその用心棒という主役キャラクターだけを抜き出して流用しているような。とここまで書いておきながら「まあそんな固いこと言うなよ〜」はいその通り。面白かったんだから。

でも同じ用心棒でも、黒澤が撮るそれとこれとでは、なんかレベルが違う気がするのは私だけか?
たとえ岡本喜八と言えども。また、「用心棒」と同じキャメラマン、名匠・宮川一夫と言えども。





2017年 2月23日 
池袋・新文芸坐 にて鑑賞




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