桜の代紋 (1973) 監督 三隅研次






ストーリーほか作品情報: wikipedia




1970年代、「イージーライダー」を始めとするアメリカンニューシネマの流れ。

71年「フレンチコネクション」において、リアリティある刑事ドラマが大ヒット。72年「ゴッドファーザー」において、完璧にメソッド演技が当たり前のようになり。






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おれ善人、あんた悪人バキューン!といった勧善懲悪以外に、善悪どちらの側にも肌身を削るような生き方があること、を、スクリーンで魅せられることが意味付けられた「映画革命」な時代。

そりゃ誰だって影響受ける。今までチャンバラや現代劇でもリアリズムを追求しきれなかったりする映画人は特に。




(息子さん何かしたらしく? 詳しく知りませんが、この本はどうでしょう?)


不器用に生きた男 わが父若山富三郎






若山富三郎もきっとそう。危険な現場に身を置く刑事のリアルというか、常にタバコを加えやくざのように昼間からビールを飲み、台詞はぼそぼそと。背中を丸めて歩く姿は「フレンチコネクション」のジーン・ハックマンを彷彿とさせる。真似したかったんだと思います。

で結果は、今ひとつ、追い切れてない気がする。それは予算なのかアイデアなのか、果たして日本の文化なのか?。

トミーさんの同僚が腐敗に加担してて、ついにはトミーの奥様役:松尾嘉代まで殺されてしまい、トミーは刑事という立場を捨て、復讐に燃え生きるという話なんですが。






陽炎―松尾嘉代写真集 (ピラミッド写真文庫)






ネタバレしますが、復讐のあと自首(つまり刑事のクセして復讐行動に走ってしまったことを懺悔)し、裁判所で判決を言い渡されて(無期懲役)終わるエンディングが、まあ一線を超えてしまったからしゃあないとはいえ、何だかとても寂しい結末に感じました。

桜の代紋というのはいわゆる警視庁のバッチのことで、刑事もやくざと同じように代紋背負ってますよ(国家に杯もらってますよ、ということか?)というのは台詞にもありました。

個人的一番のみどころは、悪の親玉を演じる大滝秀治(当時48歳)!スリムでちょっとオカマっぽく、セクシーでクレイジー、決して自分の手は汚さないタイプの悪党で最高!

当時の写真や動画を探したけど「無い!」と思っていたら、こんな記事が。






▶︎大滝秀治「天国と地獄」ノンクレジット出演






大滝秀治写文集 長生きは三百文の得






名演だけど、何だか関根勉さんが物まねしているみたいに見えて、たまらなくツボだったことを言い添えておきます!


要チェックです!





2016・2・18
京橋・国立フィルムセンター にて鑑賞




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VHSです


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別映画ですが、いわばそうゆこと


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マンガも


桜の代紋1

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