ダイナマイトどんどん (1978) 監督 岡本喜八




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昭和。

時代の熱がフィルムに焼き付いている。

舞台は終戦直後。だから「独立愚連隊」「日本の一番長い日」など戦争映画の傑作を送り出した名匠・鬼才・岡本喜八が描く限り、皮肉とコメディに満ちた傑作となる。




日本のいちばん長い日 Blu-ray





・・・と、数々のレビューを読んで、それに倣って書くとこうなります。

でも、きっと熱烈な今作のファンの方々には申し訳ないけど、先頃劇場で観た私には、映画に賞味期限があるとすれば、もう切れてしまっている気がしました。

物語に流れる敗戦直後の鬱屈したムードなど、ストーリーは良いのですが、表現が。

カメラワークや、観客の名もなき女優たちのおっぱい丸出し踊りとか、肝心の菅原文太さんのオーバーアクションとか、ヤクザのステレオタイプな描き方とか。
70年代には、斬新・奇抜だったんだろうと思ってしまう。








他の稿にも書きましたが、私は決して「黒澤明」の信者でもないのですが、彼の作品と同時代の別の監督作品を並べて観てみるとその違いがはっきり感じられることがあります。

それは時代を超えて今でも訴えかけてくるものがあるかどうか?
簡単に言ってしまえば普遍性。




黒澤明監督作品 AKIRA KUROSAWA THE MASTERWORKS Blu-ray CollectionI(7枚組)




喜劇の王様・チャップリンに関する本を読んでいて、書いていたのは、彼は膨大なアイデアを試しフィルムを廻し、編集でそのほとんどを捨てていく。残す残さないの判断は単純。

世界各国の誰にでも伝わり、いつまでも残るもの。

だから時々のファションを茶化したものや人種差別的なネタ(時代的に差別と感じなくても)は落とし、金持ちが穴に落ちたり、警察(権力)がドジを踏むネタを残し洗練させていく。

だから今でも笑える。




チャップリン・未公開NGフィルムの全貌





「ダイナマイトどんどん」昭和53年の大ヒット作。大映と日活と東映のパワー結集!その時代を知るためには是非鑑賞あれ〜!



2017年 1月11日 
池袋・新文芸坐 にて鑑賞




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