可愛いくて凄い女 (1966) 監督 小西通雄




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緑魔子。このデンジャラスな芸名! その魅力炸裂な今作。

↑ このポスター、緑魔子が男性とハグしているだけと思いきや、魔子さんの右手に注目!

札束、掏ってます。つまり、演じるのは「スリ師」!

昭和40年代。監視カメラもなければ、セキュリティ観念も薄い時代。「生きる」ためには「奪う」ことも、生きる側にすれば「正当」という論理。

前半、緑魔子・園佳也子・浦辺粂子、スリ三人組の活躍。地下鉄丸ノ内線で園と粂子ばあさんが男の注意を逸らしている間に、緑魔子が色仕掛けありつつ財布をドロン!



↓ 永遠のおばあちゃん!浦辺粂子


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たぶん新宿西口地下・京王百貨店のカバン売り場で高級バックをドロン!

さらに銀座の宝石店でダイヤモンドをドロン!でこれで新聞報道され、大坂志郎演じる馴染みの刑事が緑魔子を追求する。



↓ 大坂志郎(眼鏡のおじさんね)


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この映画の見所は昭和41年のおもに新宿ゲリラロケ。 おしゃれな緑魔子が街を闊歩する背景では、リアルな人々が撮影カメラを見つけてこちら側を見ていたり。






緑にはスリの師匠・天知茂がいて、これがまたニヒルでセクシーで、緑と関係を持っても「俺は女を好きになれない。なればその時は捕まるとき」などとほざく。







後半、ヤクザの100万円を掏ったことでヤクザに命を狙われ、拉致された仲間の粂子ばあさんが見せしめに、スリの命・人差し指を詰められるなど、ちょっとばかしグロくなるが、おおむね軽快なコメディ。



↓ ポスター別バージョン(天知茂の頬紅、濃すぎ!)





「可愛いくて」じゃなく「可愛くて」だと思うんだけど、「かわいいくて」が正しい日本語なのか?

所々、都合が良すぎるお話の展開は置いといて、緑魔子のコケティッシュな魅力を感じるだけでも価値ある作品です。ソフト化熱望!!!




2017年 9月1日
シネマヴェーラ渋谷 にて鑑賞。





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