おとし穴 (1962) 監督 勅使河原宏




原作・脚本・安部公房 × 監督・勅使河原宏 4本の映画

こんなマニアックな素敵な上映会が
ラピュタ阿佐ヶ谷 であったので通い、全部観てきました。


発表順に「おとし穴」から。







ストーリー「映画データベース all cinema」


貧しい炭坑夫・若き井川比佐志(デビュー間もない)が、スーツにエナメルシューズ、Vespaで移動する謎の殺し屋エックス・田中邦衛に訳も分からないまま殺されてしまう。

哀れ幽霊になってしまった井川は、駆けつけた警察や新聞記者に同行し、自分の死の真相を探る(もちろん幽霊なので認識してもらえない)。

井川が殺された日時、そこを通りかかる予定だった炭坑の組合長が、なんと井川比佐志と姿形が瓜二つであることが分かり、対立する第2組合が人違えで殺害したのでは?という容疑が掛けられてしまう。

がしかし、殺されるはずだった組合長は、それこそが炭坑サイドの組合潰しの罠だと見抜くのだが・・・

おおお、久しぶりにあらすじ書いてみた。

このあとどうなるのかは興味があれば是非、DVD高いけど出てますので。(レンタルもあるかな?)




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さて、個人的に原作・脚本・安部公房 × 監督・勅使河原宏は、このあとに続く大傑作「砂の女」を学生時代に観たきりでしたが、「おとし穴」これまたアナーキーで実験的で面白い! おしゃれなタイトルバック(当時としてはめずらしいタイポグラフィー)や逆廻し、ストップモーションの使い方などアイデアも斬新だったりする。






が、安部公房自身が書いたテレビドラマの焼き直しで映画長編にしたこともあってか、微妙にぎこちないところがある。つじつま合わせの部分がね。
なのでそこそこ突っ込ませて頂きつつ、楽しませてもらいました。

勅使河原監督は「女」、熟女ぽいのをねっとりと撮るのがお好きなようで。
当時34歳で映画デビューしたばかりの、駄菓子屋の女を演じる佐々木すみ江さんの肉・熱っぷりが良かった。次の「砂の女」岸田今日子さんにもつながる、べたついた感じの色気ね。


佐々木すみ江さん!


タレント辞書




井川比佐志さん。今なお渋い!



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2017年 7月28日
ラピュタ阿佐ヶ谷 にて鑑賞





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