他人の顔 (1966) 監督 勅使河原宏




原作・脚本・安部公房 × 監督・勅使河原宏 3本目。



ストーリー Movie Walker


事故で顔面ケロイドになった仲代達矢が、「ああおれは駄目だ」「こんな顔じゃ誰も相手にしてくれない」〜自己嫌悪と猜疑心の末、精巧な他人の「顔」を手に入れる。

ケロイドのおれが嫌なら仮面でどうだ!と、他人になりすましたつもりで妻・京マチ子と街で出会い、関係を持ち、行為のあとに「実はおれだよ!おまえはなんてふしだらな女なんだ!」とマチ子をなじるも、マチ子は「知っていたわよそんなこと!」と、お芝居に付き合っていたことを告白する。









仲代絶望。

これだけではないけれど、ま、そんな映画です。








台詞の多い、言い回しが大仰な、舞台を鑑賞しているような。で、時代の前衛的な感じがするのでちょい難しく。4本のなかではシュールで好き嫌いが分かれる内容だと思います。
仲代達矢が目を大きく見開きゆっくりと大仰に喋る姿を思い浮かべてもらえれば、なんとなく伝わるかな?






「仮面」を作成する医師・平幹二朗と、また出ました!怪しい看護婦・岸田今日子。診察室も舞台セットのように作られ照明があたり、ガラス張りの向こう側には、医師と看護婦の不倫を疑う医師の妻が座って見ていたり・・・







市原悦子が精神薄弱な女として登場。甲高い声で仲代に「ヨーヨー買って来た?」と迫る。



あとで調べて知ったことはこれ。







主人公の回想シーン(観ている間は同時進行する別物語と思ってた)に出てくる顔に痣がある女、なんと世界的指揮者・小沢征爾さんの奥様になる入江美樹。映画出演はこれを含めて2本だけみたいだから超レアです。




*これまでの写真はすべてこのサイトより



京マチ子が、まるでマジックの早変わりみたく、一瞬にして身ぐるみ剥がされ全裸になるカットとか、ラストシーンで「顔なし」マスクの群衆がどどど〜とやって来たり、アバンギャルドってこうゆうことねとしみじみ。








2017年 8月9日
ラピュタ阿佐ヶ谷 にて鑑賞




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