燃えつきた地図 (1968) 監督 勅使河原宏




ストーリー「映画データベース all cinema」


原作・脚本・安部公房 × 監督・勅使河原宏 ラスト、4本目。


勝プロが製作に加わっているので今までと雰囲気が違います。カラーだし。それでも画像サイトで見つけた ↑ ポスターみたいに、東映任侠映画みたいなものではまったくない。 

市原悦子から依頼を受けて、失踪した夫を探す探偵役の勝新太郎が、調査活動を妨害されたり命の危険に遭いながら、最終的に自分自身の行方が分からなくなるという、シュールさは今まで通り。








座頭市シリーズ、兵隊やくざシリーズ、悪名シリーズ全盛だった勝新太郎。あるサイトで見た記事によると、やはりそうゆう日常で斬新な映画、外国に出品できるような作品への渇望があった様子。

勅使河原宏の演出を見て、こんな映画の撮り方もあるのだと感心もし、のちの監督作に活かしたそうな。








また「訳の分からないことがしたかった」とも。つまり、作る側も観る側も理解できないようなものを確信犯的に作ったってこと。やられました、これには参った。映画中盤あたりまで本当に面白く、脇役や通行人の仕草とか、伏線だと思ったりしていたことが、結果的にはムードというか、良く言って時代を映し出すものでしかなく、収束してないネタの多いこと。勝手に理解してくれ感はハンパないです。








元妻を演じる、プライベートでは奥様の中村玉緒出演シーンも、主人公に戻る場所はあるという暗喩だとすれば、そこに戻らないのは何故か?とか。(写真は別)ただ夫婦共演したかっただけ?みたいな。

それでも寅さんで一歩踏み出す直前の渥美清とか、喫茶店のウエイトレス役で不思議ちゃん丸だしの吉田日出子とか、何と言っても、市原悦子と勝新太郎の濡れ場!ほか、団地に住むのがトレンドみたいな昭和43年の東京風景、労働者の暴動・リンチシーンなど、見所は満載でした。

濃いね〜







2017年 8月16日
ラピュタ阿佐ヶ谷 にて鑑賞




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