博奕打ち 総長賭博 (1968) 監督 山下耕作





ストーリーほか作品情報: wikipedia


こうゆうの観ると、ほんと映画館を出た後の歩き方が変わる。
任侠に生きる鶴田浩二。







つべこべ言わない生き様。
寡黙で、ひとり「スジ」を通して生きようとする姿。

でも廻りがぐちゃぐちゃ、「スジ」なんて通さない奴らばっか。
というより、それぞれの「スジ」を主張する連中ばかり。

鶴田浩二ただひとり、最後まで、とことんブレず。
「スジ」を通すためならば、親兄弟であろうが刺します。
(決して、刺したいから刺すのではないところが悲劇的で良い)

たとえ愛する可愛い藤純子がすがっても振り切り、相手を刺すのです。









♡いやん、こんな顔で「やめて」なんて言われたら、私なんて刺せません。

でも刺す。鶴田浩二は刺す。
で最後は進んで両手にワッパをかけられ監獄行き。

潔さハンパないです。


調べてみたら、公開してしばらくのち、あの三島由紀夫が阿佐ヶ谷の二番館で鑑賞し、絶賛したという





告白 三島由紀夫未公開インタビュー





雑誌に寄稿文を寄せ、鶴田浩二とも交流を深めたそうです。

が、のちに自決したことを聞いた鶴田浩二は「生きてこそなのに」と憤り、三島の書籍を本棚から外したというエピソードが残っています。




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ひょっとすると、文豪・三島由紀夫がこの映画に触れていなければ、今なお任侠ものの傑作として評価されていなかったかもしれない、というレビューもありました。
つまり1965年当時、短期間(10日〜二週間とか)で大量に作られていた映画、よくぞ埋もれず、今観られることができる幸せ。感謝。







2017年 春
京橋・国立近代美術館フィルムセンター にて鑑賞




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