脅迫 おどし (1966) 監督 深作欣二





ストーリー Movie Walker



深作欣二と言えば「仁義なき戦い」なんて安直に言えません。

調べて見たらアクションからコメディから、ここでも紹介した 美輪明宏主演・「黒蜥蜴」 みたいなアバンギャルドものから戦争ものから、チャンバラからSFまで。

何でも出来ないとあかんかった時代を生きた監督だったのか?それとも何降り構わず撮り続けた結果なのか?





映画監督 深作欣二





「脅迫 おどし」は監督デビュー12本目。この7年後「仁義なき〜」までさらに19本を撮っている。とにかく撮って撮って撮りまくっていたのである。

しかも面白い!!!








三國連太郎扮するエリートサラリーマン(部長職)の家に2人の脱獄犯が居座ります。かれらは誘拐してきた赤ん坊をダシに身代金を要求する電話を三國にかけさせます。さらに現金の受け取り方などを指示して(携帯電話なんて無い時代なのにっ!)遠隔操作で三國が悪事を働くはめに。愛する妻子が人質ですから三國連太郎必死で・・・









相変わらずここでは詳しいストーリーや批評は書きません。








脱獄犯リーダーは西村晃。体小さいのに凄みありあり。引き連れている大柄な室田日出男もたじたじ。でもって三國の妻を演じる春川ますみが熱演!昭和の女、夫婦関係の立ち位置なんかもググっと胸に迫ります。








手持ちカメラ振り回しはこの当時からやってました深作さん。スリリングなストーリーで、結構手に汗握りました。

ひとり息子役に、こののち70年代青春ドラマで大活躍する穂積ペペ(なんちゅう名前や!)が。




↓ 飛び出せ青春。そうそうこの顔!





さらにあるサイトの情報で、子役時代の真田広之が本名クレジットで、台詞はないのですがとても切ないシーン、駅の階段で酔っぱらって行き倒れた父親の横で涙をこらえて座っているという場面で登場。先に知ってればもっと目に留めたけど。




↓ つまり、青年になってから改めて、深作欣二の映画にじゃんじゃん出たわけ。


宇宙からのメッセージ [DVD]






昭和41年の新宿ロケ。東口地下駐車場の地上排気口は形状こそ変わったものの位置的に同じ。現在のaddidasショップ前あたりでタクシーの乗り降りシーンを撮影したね。これって先に紹介した 「可愛いくて凄い女」でも同じ場所を、しかも同じ年にやってました。

現在、ピカピカに変貌している南口・甲州街道の後架が、ラストで効果的に使われています。



↓ 後架上に立つ三國連太郎





後架下のトンネルは今でも少し残っています。ちょっとずつ消えていく昭和。








誘拐された赤ん坊の母親役に平原早苗(写真左)。深作さんの奥様になった方でした。私的にツボは赤ちゃん!まるで絵に描いたようなCMに出てきそうなこの顔!。今、ご健在であれば私世代です。









相変わらずどうでも良いことばかり書き連ねましたが、必見!








2017年 9月29日
ラピュタ阿佐ヶ谷にて鑑賞





Amazon プライムで見る!(この文字クリックして検索!)



是非是非!


脅迫 [DVD]




深作欣二に酔う!


深作欣二監督 シリーズ1 FUKASAKU KINJI WORKS Vol.2 [DVD]




深作欣二監督 シリーズ1 FUKASAKU KINJI WORKS Vol.2 [DVD]
Japan Movie