眠狂四郎 無頼剣 (1966) 監督 三隅研次





ストーリー Movie Walker



市川雷蔵(1931〜1969)。

37歳、肝臓がんで死去。

生後間もなく歌舞伎役者の養子となるものの、子役を経験せず15歳で初舞台。いろいろなしきたりや出自関係などあり端役ばかりの日々。そこに当時イケイケの大映が「長谷川一夫に次ぐ大スター」と抜擢。いきなり主役を張るなど15年の間に150本を超える作品に出演。



あなたの♡






年間出演作数を書き出してみた。

1954年 5本
1955年 9本 
1956年 13本 
1957年 11本 
1958年 15本 
1959年 14本
1960年 12本
1961年 12本
1962年 13本
1963年 10本
1964年 9本
1965年 9本
1966年 10本 「眠狂四郎 無頼剣」はこの年の作品。
1967年 9本 
1968年 4本 
1969年 2本

56年からの8年連続10本越えなんて、今から考えると狂気です。









子ども心にテレビで見た「円月殺法」。いわゆるチャンバラぽくないところと、一応名前が「眠り」であること、雷蔵さんの顔色が白いというより青白く見えて、私的イメージは「陰気」でした(笑)。

それを今で言う「クール」だったんだなと。雷蔵さんは積極的に現代劇にも出演していて、





1967年 森 一生 監督作品


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とか、1958年、三島由紀夫「金閣寺」を原作にした「炎上」では、吃音に悩み金閣寺を放火する名演技で各賞を受賞しました。



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「歌舞伎は歳をとってからのほうが良いが、映画は若いうちでないと」と言ってたそうです。とにかく一気に駆け抜けた人生だったのでしょう。








さて「眠狂四郎 無頼剣」。市川雷蔵と天知茂がともに円月殺法の達人という設定でなかなか勝負が付きません。ラストは瓦葺きの屋根の上で対決。足場が悪いなか堂々の立ち回りに結構ハラハラしました。

名シーンのひとつに、追い詰められた藤村志保が、さっと着物をはぎ全裸(背中)で、くるくるっと川に飛び込むのがありました。間違いなくスタントというか、いきなり飛び込みの選手みたくなったので笑えました。両膝を抱えて隠すとこ隠して、くるくるっとドボン!









知り合いの老役者の方が中学時代にこの映画を、そのシーン目当てで行ったと告白。ビデオなんて無い時代、まばたきなんてせず、釘付けだったハズ。





英語版? 「眠りまなこの殺し屋」(直訳)。






2016年 1月21日
京橋・国立近代美術館フィルムセンター にて鑑賞





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是非!


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シリーズ全12作収録!


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