東京アンタッチャブル 脱走 (1963) 監督 関川秀雄





三國連太郎特集上映。 ↑ ラピュタはチケットの写真も変えて細かいこだわりあって好き。













前作の翌年。といっても公開日でいくとわずか5ヶ月後の続編。推測でしかないが、プログラムを埋めるのに間に合わせで製作したのでは?

というのも、正確に言うと続編じゃないのだ。

前作でビルの屋上から転落死したはずの丹波哲郎が、同じ「川本」役で出演。三國連太郎をはじめとするほとんどの出演者も同じ役名。そしてみな前作なんて「無かったように」似たようなストーリーに生きている。・・・これって2016年の大ヒットアニメ「君の名は」みたく、タイムパラドックス(同時進行で別の時間軸が動いてる?)なのか!?




君の名は。 宮水三葉 1/8スケール ABS&PVC製 塗装済み完成品フィギュア






・・・なわけ絶対ない。

前回刑務所から脱獄した丹波哲郎は、今回は警察のブタ箱(留置所)から「脱走」します。なぜブタ箱に居たかといえば、犯罪を犯し単車で逃げる最中、三國連太郎の息子を轢いてしまったこと。三國の一人息子は意識不明の重体です。(前回同様、出来事が近すぎ!)

丹波は前回同様仲間と別れ、単独行動します。前回と違って面白かったのは、丹波哲郎というリーダーを失った仲間たちの逃げ方が割と細かく描けていたこと。中には住み込みで女中をする母親(菅井きん)のもとへ逃げ込んで、食事中に警察呼ばれるとか、泣かせる芝居が良かった。








前作で高倉健の恋人役だった三田佳子も当然同じ役名ですが、今回は婦警さん役。「え?就職したの?」と思ってしまったが違うみたい。今回は今回の生き方で婦警さんなので、ということは健さんの女ではないということね? 三田佳子、犯人を追うのに忙しいシングルファーザー・三國さんの代わりに子どもに付き添い、セーター編んだりして・・・三國さん思わずデレデレしてしまいます。









事件解決!息子さんも意識取り戻しました!三田佳子に礼を言う三國連太郎。しかし三田は高倉健の横に歩み寄り、「部長、私たち結婚するんです」。でへへと照れ笑いしながら頭を掻く健さんゆるゆる。あわれ三國さん。

不思議な続編これにて「完」。




・・・と思いきや、翌年3作目がっ!









実は三國連太郎が大木実になり、高倉健が千葉真一に。でしかもまた同じ川本三郎役で丹波哲郎が!そして三田佳子が1作目のクラブのママ(渡辺美佐子)役の名前で出演!もうどないなってるの?はい、そう深く考えない方が良いみたい・・・。





丹波哲郎が三たび三田佳子を襲う?







機会があれば観賞してみたいです。






2017年 10月2日
ラピュタ阿佐ヶ谷 にて鑑賞





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