用心棒 (1961) 監督 黒澤明






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三船敏郎一閃、ジェリー藤尾の腕が斬り落とされ血しぶきが舞った瞬間、この時点で、少なくとも日本の映画の歴史が変わったと思う。(そのようなことは私が今更言うまでもなく、語られてきたことだと思いますが)

そしてセルジオ・レオーネは作品をパクって(東宝が訴えて後日和解)「荒野の用心棒」を作り、これよりクリント・イーストウッドが生まれ、ルーカスが、スコセッシが、スピルバーグが・・・世界中の映画人を熱狂させ発展させて行ったことも、あえて私が語らなくても良い話。








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「用心棒」より4年前の傑作、千葉泰樹監督の 「下町」ダウンタウン で演じた三船敏郎と山田五十鈴が、ともに老獪(ろうかい:経験を積んでずる賢いこと・さま)な感じで対峙するし笑えるところ。見どころありすぎて、いや何を語っても語られ尽くされているようで。















この映画で初めて、人を斬る音が効果音として使われたという。他でも書いたが、日本の映画は音がダメ(なのが多い!)。録音・効果音・アフレコ。しかし黒澤明はこれより10年前の 「白痴」 でも冬の札幌の風雪効果音を、わりと挿入してた気がする。これは監督の力量の差なのか?録音技術やフィルムの容量の問題と思っていたけど。










黒澤明はセットに巨大扇風機を置いてまで風にこだわったと言います。ならばスクリーンからも聞こえて来ないと意味がないと。しかしこの2年後に東映・工藤栄一が監督した 「十三人の刺客」 では音スカスカ。片や、すでに世界のクロサワだし、東映チャンバラ量産と比べて製作状況に差がありすぎるのかもしれないけれど、でも、と私は思う。












映画における音に関しては、これからも書いていくつもり。70年〜80年代に入っても「音」に関してはダメな映画たくさんあるので。映像のリマスターは当たり前みたいだけど、音のリマスターおよびリミックスって個人的にはあっても良いと思うのだが・・・。





↓ 公開当時のパンフレットだそうです。







2017年 2月25日
池袋・新文芸坐 にて鑑賞




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