処刑の島 (1966) 監督 篠田正浩





ストーリー Movie Walker



タイトルだけ見ると 「誘拐」 → 「絞死刑」 → 「殺人容疑者」 ときてこの「処刑の島」なんときな臭い。


で中身は・・・う〜ん、しんどい。



原作があって、石原慎太郎の脚本によるものだけど。何だろう?お話が都合良すぎて、かつ、外連味(けれんみ)ありまくりな役柄設定に演技に・・・。

それと何度も書いていますが「音」。

どうして風が吹きすさぶ防波堤のシーンで風の音が無く、そこにどうして狭い部屋で録音したとか感じられないアフレコ台詞をあてるのだろう?人物同士の距離感も空気感もない。









黒澤明の 「用心棒」 で書いたばかりだけど、そこが差だと思うし、そこに目を耳を向けないで何がリアリティなのか?と断言したい。

100歩ゆずった気持ちで耳を塞いで観ても、主役の男優さんは思いっきりいわくありげで登場して、なのに廻りがそのいわくに気づくのが遅すぎで、みててイライラする。三國連太郎のキチガイ芝居も、ものすごく表面的で深みを感じない。ただただ暴力的なだけで感化院を統率できるとは思えず。監督の奥様・岩下志麻も美しいしほのかにエロスなのは良しとしても、キチガイに育てられ洗脳されたにしては気が強いだけで割とまともだし孤島での生活臭がない。つまり主人公を逡巡させるための「美貌」の役割でしかなく。




岩下志麻♡(別写真)






篠田正浩はこの時代、大島渚と共闘していたらしく、そこらへんの時代感や実は天皇の戦争責任みたいな裏テーマに関しては ↓ 参照されたし。


評価・解説するレビュー




良かったのはロケーション。八丈島?孤島の風景は、そこへ撮影機材運び込んで大変だったろうという想いも含めてすごいです。




篠田監督。







2017年 10月2日
ラピュタ阿佐ヶ谷 にて鑑賞





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