覗かれた足 (1951) 監督 阿部豊











「覗かれた足」スタッフ・キャスト





シネマヴェーラ渋谷 がまたまたやってくれました「新東宝映画シリーズ」第二弾。と言っても第一弾をほぼ見逃していたので。おバカでシュールでアバンギャルドでエロで(だけではないのですが)、低予算で量産する使命感に満ちた作品群。


現在までこのサイトで紹介した「新東宝」作品は、

「女真珠王の復讐 (1956) 」

「恋愛ズバリ講座 (1961)」

「東海道四谷怪談 (1959)」


これだけでも、いわゆる一般的でないことはよく分かる。



友人のライブステージを観た帰り、ちょうど時間が合ったのでラスト一本割引で参戦。何の予備知識もないままこの「覗かれた足」鑑賞。











銀座みたいなオシャレな街の、とある高級靴店。一階はマダムたちで繁盛し、地下では靴職人たちがせっせとハンドメイド。 ↓  こんな感じ。







買った靴が合わないとマダムのクレームに、職人・進藤英太郎「そんな大根足のために作った靴じゃない!」と強引にごねる(笑)。そしてふと小窓から往来を覗くと、ちょうどハイヒールの踵を折った女性の足に目が釘付けに。


進藤「これだっ!この足だ!」


進藤さん、持ち込まれたその靴を喜んで修理し勝手に靴の型を取ります。そして夜なべしてついに、究極のハイヒール(一点もの)が完成!「これは非売品だ!」と店長を説得してショーウインドーに飾ったところ、街の女たちが黒山の人だかり。その中には自分の足形で作られたとは知らないヒロイン・澄川恵子が「わあ〜この靴すてき〜♡」。









この澄川恵子という女優。調べてみたら出演映画はこれのみ。さらに検索したら 「宝塚歌劇団30期生」 としてお名前が。それによると「由里みさを」の名で1943年に初舞台。その後、澄川恵子でこれに出演したのち、翌年以降「草間百合子」と名を変えて1957年ごろまで女優として出演の記録が残ってました。










澄川恵子(写真・右)として何かあったのでしょうか?それ以上のことは分かりませんが。ちなみに母役の轟夕起子(写真・左)も宝塚出身。恐らく先輩後輩、撮影現場は微笑ましかったと思います。

草間百合子として大坂志郎や花菱アチャコさんなどと共演したり、1954〜55年にかけての「明智小五郎シリーズ」映画のヒロイン役としての活躍も記録にありました。







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さていつもの新東宝ぽくおバカな展開にはならないまでも、大いに御都合主義でストーリーは展開します。靴屋を訪れた街の顔役(ヤクザ?)とその妻が、非売品の靴に惚れ込み「売れ」とせがみます。店主断り、顔役は毒づいて帰ります。

その夜、その顔役の罪を被って刑務所にいた轟夕起子の夫が出所し、明日舞台「白鳥の湖」でデビューする娘・澄川恵子の活躍を祝うため、夫は薦められるまま非売品の靴が買えないか店へ向かいます。

その一歩前、顔役が差し向けたチンピラが店に押し入り、店主を殺害して靴を奪います。と、店の前で夫と鉢合わせしたチンピラ。夫いわく「久しぶりだな、俺はおまえのボスのために刑務所入っていたんだ、いいだろう?その靴を売ってくれ」(笑)。

靴は娘のもとへ。喜んで履いて歩いている所を見られて、舞台公演中に警察が劇場へ。靴や主人の殺害犯人として疑われる夫。いろいろありまして、結局は地下の靴屋の職人が、犯人の靴を見ていたことでハッピーエンド。

ちなみに結局最後まで、靴フェチとかエログロ〜みたいなシーンはありませんでした。





ところでこのサイトでも結構助けてもらっている allcinema映画データベース  なんですが、この「覗かれた足」に ↓ 香川京子さんが出演していることになっています。







情報をコピペする 映画. com や Movie Walker でもそう。でも出ておりませんので。私がこの眼で確認しました。

たぶん香川さんは1950年に新東宝でデビューだし、「白鳥の湖」に憧れてバレリーナ目指してたとかいう情報と、或はひょっとしてこの映画のヒロイン予定だったかもしれず。ご本人健在ですが、憶えておられるでしょうか?なんて。






2017年 10月15日
シネマヴェーラ渋谷 にて鑑賞




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こんなのめっけ。


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