西の王将 東の大将 (1964) 監督 古澤憲吾






ストーリー Movie Walker




当時「てなもんや三度笠」シリーズで人気のコメディアン・藤田まことはナベプロ所属。なのでこの時期のクレージーシリーズなんかにもよく出ていたりする。でこの映画は、西の王将として藤田まこと、東の大将としてクレージーキャッツの谷啓がそれぞれ主役を張り、東西合戦というわけです。

監督は古くは坂本九の「アワモリくん」シリーズ、そして言わずもがな植木等の「無責任男」&「日本一の〜」シリーズや、加山雄三の「若大将」シリーズも手掛けたことで有名な古澤憲吾。










大学最後のサッカーの試合、東西それぞれの主将をつとめる藤田まことと谷啓。引き分け乱闘に終わり、その夜、谷啓チームが残念会を開くビヤホールに藤田まことやってきて、終わったことは水に流そう〜みたく握手を交わし、谷啓も「一緒に飲もう!」と招き入れたが最後「お〜みんなも来い、谷啓のおごりや!」と藤田の声に大阪チームがずかずか入ってくる。

この冒頭のシーンから、社会人になって同じ会社の大阪本社・東京支社配属となってからも、仕事と女で二人はライバル関係を続けて行く。

・・・何が書きたいのかって?

つまり、映画の中で暗に描かれていると感じるのは、藤田まことを代表とする大阪(関西)人が、ケチでお金に関してずる賢いということ。












例えば古い西部劇では「インディアン」=下劣な野蛮人とステレオタイプで描いていたように。この映画を観て、昭和40(1965)年・大阪生まれの私にとっての、特にテレビの記憶を思い起こした次第。

時代劇に出てくるパッと見は大阪弁で人懐っこい小男が、実は悪人でずる賢く人を騙す役だったり、アニメなんかでもそうだった。大阪弁を喋る善人を探すのが難しかったような・・・何だか切ない、哀しい記憶。






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今でこそ大阪弁が東京でも平気で使われて(たぶん80年代の漫才ブーム以降)それでも大阪=ケチというイメージは残っていたとしても、方言や地域性による偏見はずいぶん減ったと感じるし、昨今のコンプライアンスどうこうで考えると、大阪=ケチなんて言ったり表現したが最後、「炎上」するかもね。





藤田まことが「中村主水」になるのは70年代以降。


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ところでこの「西の王将 東の大将」。観賞してどうにも笑えないし肩が凝る。何だか物語がぎこちなく感じるのだ。つまり、西の王将=藤田まことなら、東の大将は谷啓ではなく、植木等じゃないのか?と。






植木等伝「わかっちゃいるけど、やめられない!」 (小学館文庫)






そんな台本(クレージーシリーズそのまんま)だし、そんな監督が撮るのなら、植木等でないと本当はおかしかった筈。谷啓と藤田まことが声をはりあげ、表情をコロコロ変えて、どれだけハイテンションで演じようとも、なんか笑えない、違う気がしました。

でこの映画 神田・神保町シアター で開催された ↓ で観賞したので、よし!同じ古澤憲吾監督作のクレージーものと見比べてみようと思い、クレージーキャッツ結成10周年記念映画と銘打たれた 「大冒険」 を次回レビューします!













2017年 10月31日
神田・神保町シアター にて観賞





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ソフト化されてないので、これでもどう?


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谷啓さん!!!



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