裏階段 (1965) 監督 井上梅次






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この時期、脂が乗った大スタア・田宮二郎(30歳)と、普段は東宝専属お姫様の司 葉子(31歳)の競演。監督は日活アクションや、ここでも紹介した傑作ミュージカル 「踊りたい夜 (1962)」 など音楽ものの名手・井上梅次とくれば!。さらに悪役専門、今回も背脂こってりネバネバ系で登場します安部徹(48歳)に、面白付け髭で前半ほとんど無言を通す召使い役にミッキー!成田三樹夫(30歳)・・・まさに傑作の香り(もちろんB級ジャンルとして)ぷんぷんしてます。











でもね、お話は何とも・・・(苦笑)。カラーだったので1965年、これを書く私が産まれた年のファッションや装飾をしっかり見届けようと気持ちを切り替えて楽しめました。たぶんおそらくヒッチコック映画などの影響ありありに感じた次第。そう、サスペンスでもあるのです。






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司 葉子で検索すると、何故かメイ牛山さんがリンクするので。


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かつて飲酒運転で事故って助手席のフィアンセを失い、自らも顎に傷を負ったジャズピアニスト・田宮二郎。そこにネバネバ悪役・安部徹が接近して持ちかけます「私の妹(司葉子)と一ヶ月間契約婚約して欲しい」と。多額のギャラに傷心止まぬ田宮さんちょっとだけ悩んだあと受けます。大いにうさん臭い話なことは分かっているけど、司葉子に会ってしまって一目惚れしたんだから仕方ない。




ほんとお美しい。


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安部徹と司葉子という世にも奇妙な兄妹の母親が危篤。その遺産がこのままでは受け取れないことに気づいたバカ兄・安部徹が、離婚したばかりの妹・司葉子が良縁すれば、受取人が妹になることを聞き、何とかイケメン・田宮二郎に話を持ちかけたということ。しかしそこには当たり前のウラがあり、ピアノが弾けて顎に傷があることで田宮に白羽の矢が立ったこと。そう、ここに付け髭(で顎の傷を隠した)召使い・成田三樹夫の存在価値がある。いや、意外と面白い映画だったので、観て欲しいし、これ以上は書かないでおきましょう。






監督、こんな本出しておりました!


窓の下に裕次郎がいた―映画のコツ、人生のコツ






でもね監督、ぶっちゃけ言わせてもらいますけどこの「裏階段」脚本も手掛けられて、「踊りたい夜 (1962)」 もそうだったけど、安直すぎな台詞が目に付きますよ。

「裏階段」のラスト。何とか難を逃れた田宮二郎と司葉子。安部徹はじめ二人を阻害する連中すべて死に、まさに10階建てくらいのビルの裏(非常)階段でひしと抱き合います。司葉子はバカ兄のために悪事に加担していたことを田宮に告白したあとだったので、田宮はそれらを振り払うべく司葉子に向かって叫びます。


 
 田宮 「これからは、こんな裏階段みたいな人生を歩むんじゃない!正々堂々、表階段を歩こう!」


で「終』。(記憶の台詞なので、間違ってると思いますけど、ま、こんな感じ)



・・・そうですか、それが言いたかったための90分間だったわけ? もうちょっとマシな終わり方ないの?って感じしました、ベタ過ぎて説明的すぎて、でもだからこそ「大映映画」というのもあるけどね。





技と情熱。確かに。


映画秘宝EX日本映画クロニクルvol.1技と情熱の「大映」篇 (洋泉社MOOK 映画秘宝EX)






2017年 11月22日
シネマヴェーラ渋谷 にて観賞






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