団地妻 昼下がりの情事 (1971) 監督 西村昭五郎







↑ 写真の加工をお詫びします。主演女優の白川和子さん、監督の西村昭五郎さん、ほか映画関係者の皆様、申し訳ありません。このサイトを運営する会社の方針でそのままでは掲載できないのです。どうかお許し下さい。





ストーリー「映画データベース all cinema」




2018年 1月27日(土) シネマヴェーラ渋谷 での上映終了後、主演女優・白川和子さんのトークショーがありました。





↓ トークショー(左側・轟夕起夫さん)







トークショーで語られたお話は、すでにこんな記事や→ JINの芸能シンプル御殿 ”白川和子の団地でのイジメや旦那の不倫とは?現在や子供について!” 白川さんを追ったNHKの番組も最近あったらしく、でも私は実際に彼女の口から放たれる言葉や想いを、劇場でじかに受け取り心震えた次第。













当時、すでに低予算のピンク映画に出ながら将来は新劇の俳優を目指してがんばっていた白川さん。そこに倒産寸前まで落ち込んだ日活が声をかけて来たそうです。普通、とは言っても大・映画会社からのオファーに飛びつくと思いきや、白川さんは一蹴したのです。曰く「今までピンク映画になぞ見向きもしなかった大手映画会社がいまさら何言ってるの!」しかし、数日後彼女のもとにこの映画の台本が届きます。きっと端役と思ってページを開くと主演。1971年、日本の映画の歴史に新たなジャンルが誕生したのでした。






団地。








この記念すべき「第一作・日活ロマンポルノ」は大ヒット。制作費わずか750万円で1億円以上の興行収入をあげ、日活はしばし再建の道を辿ることになりました。「撮影中、日活撮影所の雰囲気は下がり気味、これで終わりだ〜みたいなムードのなか、私は”映画の灯”を消しちゃダメだ!とにかく消しちゃダメ!」と白川さん必死で取り組んだそうです」。






↓ これも表紙写真を掲載できないので。

蘇る!日活ロマンポルノ―1971~1988全作品アーカイブス (Town Mook) ムック – 2016/11/29





ヒットして続編や類似作品が続いても、白川和子さんは元祖・ロマンポルノの女王として見られ語られ、白川さんはわずか2年と少しで引退し、旦那さんの故郷・大阪の団地に引っ越します。そこで団地住民らによる激しいいじめ、嫌がらせ、今では考えられないような週刊誌や報道を巻き込んでのバッシングにあいます。「団地妻のポルノ女優を追い出せ」と署名活動までされたとか。さらに娘は学校でいじめられ夫は浮気に走り・・・。




そこらへんの詳しい話はやはりこちらで→ JINの芸能シンプル御殿 ”白川和子の団地でのイジメや旦那の不倫とは?現在や子供について!” 





私が参加したトークショーの冒頭、白川さんは心の底からしみじみと「今まで色々なことがありました」と語り始め、今は孫もでき、孫にはポルノ女優であることを内緒にしていたそうですが、先日そのお孫さんが笑って白川さんに向かい「ロマンポルノ〜」と言ってきたことで、やっと「これで良かったんだ」と、「実は自分がしてきたことで、心の底に消せないわだかまりのようなものがあったのですが、孫の声ですべて消えました」と語ってくれました。私、思わず目頭が熱く・・・。






にっかつロマン・ポルノ―あのシーンをもう一度 大型本 – 1994/3





白川さんは決して声高に、ポルノ女優の人権とか偏見への対決姿勢などは見せず、ただ自分を信じて自分に強く生きていたのだと思います。もちろんそれによって親・兄弟、娘たちに蔑視や嫌がらせの矛先が向かおうとも、自分のしてきたことだけは曲げられないという姿勢。その芯みたいなものが、お話を聞いていて伝わってきました。いやあ〜行って良かった、観て良かった、聞いて良かった、最高でした。













ポスターにあるコピー
「夫にそむいて燃えました、濡れて乱れた満たされた 肌のぬくみの憎らしさ!」イエーイ! 映画も面白い!強烈なラストシーンを是非あなたの眼で!





2018年 1月27日
シネマヴェーラ渋谷 にて観賞






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