花を喰う蟲 (1967) 監督 西村昭五郎







ストーリー(日活サイト)





西村昭五郎監督作品を続けます。

太地喜和子(たいち・きわこ 当時24歳)。まるで当時席巻したミニスカートの女王・ツィギーのように、こんなに細い太地さんを観たのは初めて。失礼な言い方だけど先ずはそれに驚き。私が子ども時代にはもはや恰幅のいい感じの女優さんだったので。







キメキメやん♡。






こちらツィギーさん


STUDIO VOICE (スタジオ・ボイス) 1994年 09月号 [特集 キューティたちの60年代]








太地喜和子は横浜の安酒場にたむろする不良のひとり。酔っぱらいに悪戯して警官に追いかけられ逃げる途中に紳士・二谷英明(当時35歳)に遭遇、恋人同士を装うように熱い接吻をかまし警官を煙に巻きます。太地喜和子「お礼に抱いてもいいわ」と二谷をホテルに誘うも、二谷は太地の美しさを褒めるものの、「おまえは女として成熟していない」と罵り、自ら経営するモデル事務所で女を磨けと命令し、「本物の女になるまでは抱いてやらない!」と行って帰ってしまいます。












以来太地はミスコンに出まくりいいオンナになっていきますが、二谷は「準優勝じゃダメだ!優勝するまで抱いてやらない」とか言って、そっちのほうをじらしまくります。でやっと結ばれたと思いきや、二谷は自身の野心のために、太地をコールガールとして取引先のおやじたちに貢いでいきます。当然太地喜和子抵抗しますが「誰のおかげでトップモデルになれた?」「この事務所辞めたら干すよ」さらに強姦みたくして、それでも太地喜和子は二谷英明が好きなので、だんだんそれでないと感じない異常性愛者へとなっていきます。二谷曰く「もうおまえはフツーのセックスでは満足しないんだ!」だって。






二谷英明(1930-2012)









シネマヴェーラ渋谷 で観賞後、受付にこの映画のシナリオが掲載された「月刊・シナリオ」が売っていたので購入、観たばかりの作品を思い浮かべながら読んでみると結構カットしたシーンが多い。その割愛された部分に「なるほどっ!」と思える説明が含まれていたので、つまり公開された映画は説明なしでぶっ飛んで行くような感じ。脚本の中島丈博さんもシナリオ掲載に寄せて『この映画はベッドシーンの表現の押しさえあれば、そのままロマンポルノに置き換えてもよいくらいのエロ度で、昭五郎さんが後年この分野で活躍するセンスを伺わせるに充分なものがある』と書いておられましたが、まさにその通り。






月刊シナリオより







色欲のため、二人の関係はエスカレートしていきます。盗撮なんか8ミリフィルムで撮ってそれを上映会したり昭和な感じもナイス。お二人も監督も今や天国におられますが、感謝!あとに続く私たちが観て、語り継いでいきます!














↑ 問題の鈴木清順監督作はこれ ↓ 伝説的不入りって・・・。



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2018年 1月26日 
シネマヴェーラ渋谷 "西村昭五郎を再評価する"にて観賞






↓ まさにメインビジュアルが太地喜和子さん♡







原作読んでみる! ソフト化されてないなんて!ショック!


花を喰う蟲 (角川文庫 緑 268-14)









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