無頼 殺せ (1969) 監督 小澤啓一





ストーリー




渡哲也主演・無頼(ぶらい)シリーズ最終作「殺せ(バラせ)」。これに限らず大好きな松原智恵子さんと山ほど共演ええなあ〜。前年の 「わが命の唄 艶唄 (1968) 」監督 舛田利雄 も良かったけど、この二人の相性は凄く良いと思う。互いが惹かれ合いつつ離れなければならない感じとか、ぴったりなカップル。まあなんと言ってもこの当時の松原さんは最強の美しさ、黒目の大きさは昨今のカラーコンタクト女子顔負け、天然ですから♡。





ブロマイド買っちゃった。






70年代目前、時代が変わろうとする空気感の中、変われないまま散って行くしかない古きやくざ者たち。高倉健さんなんかが言うような「不器用ですから」みたいなダンディズムが映画に満ちている。このあと「仁義なき戦い」のようなズバリ・やくざ映画の時代に突入する前の、貴重な秀作だと感じました。





良さげ♡


日活ニューアクションの世界~無頼・殺(バラ)せ 1968-1971







個人的にナイスなシーンを二つ。

左胸上部を撃たれた渡哲也(当時28歳)。苦しみながら松原智恵子(当時24歳)が暮らすアパートに辿り着きます。そこで渡は松原が持つ裁縫用の大きなハサミを、消毒のためガスコンロで熱しさせて自らの胸に突き刺し弾丸をほじくり出そうとします。その痛そうなこと!渡哲也、歯を食いしばってやるんですがあきません。見かねた松原智恵子「私がやります!」とハサミを取り、抉ります。無言で汗出しながら、抉ります。食いしばった歯から洩れ出る吐息が・・・なんか痛〜いエロ(笑)。










やっとのことで弾丸摘出。不思議なことに(特殊メイクですから)出血しないのですが、観ているこちらは「おいおい!早く止血しなきゃ!」と声を掛けたいところ、松原さん弾丸を取り出したことでほっとしてしばらく抜け殻状態。一命を取り留めた渡さん良かったね。










渡哲也、堅気で頑張ろうと思ってたのに、かつて対立した暴力団に狙われてラストは殴り込み。暴力団の連中はゴーゴークラブへ。そのVIPルームは地下にあり、天井はガラス張り(マジックミラー)でゴーゴーを踊る女たちのパンツ丸見え(笑)。演奏するのは内田裕也率いるフラワーズ。麻生レミが歌う戦前のヒット曲「君恋し」のサイケロックバージョンが超絶ナイス!










カルトGSコレクション 日活編~麻生レミ/フラワーズ







♪君〜恋し〜 の歌にのせて、渡哲也VIPルームで大暴れ、皆殺しですわ。

あとほとんどこの年をもって引退することになる野添ひとみ(当時32歳)が32なの?この時代、女性は30過ぎるとおばさんと決められてたのかもしれない。いいお母さん役で出てました。





ラブリー♡ 野添ひとみ(ザ・川口浩の嫁 1937-1995)






2018年 2月15日
ラピュタ阿佐ヶ谷 ”日活ニューアクションの時代 -アンチヒーローは「破壊」と「破滅」に向かって疾走する” にて観賞







動画配信あるかな??

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VHSあります。


無頼・殺せ [VHS]







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