かげろう (1969) 監督 新藤兼人







ストーリー allcinema





う〜ん複雑怪奇。

より70年代ぽい、でも舞台は広島の離島で「村(島)の秘密」を共有するもの同士の目に見えない絆・憎悪が蠢く物語と言おうか。尾道のバーのマダム・乙羽信子が殺され全裸で発見されます。戸浦六宏(とうら・ろっこう)演じる刑事が捜査するなかで、乙羽は離島に知的障害児の息子を残していたことや、島民たちが頑に守る秘密などが炙り出されていき、そして乙羽と同じく離島出身で乙羽のバーに勤め、数万円の借金をしたままだった美女・富山真沙子に疑いが向けられます。





富山真沙子。結構色気があってグラマラスで良し。(映画はこれがデビュー作で、数本出演のちテレビを中心に活躍したみたい。情報が少ないので現在は不明)








捜査する戸浦六宏は、実はこっそり生前の乙羽ママと肉体関係を結んでいたり、乙羽ママそのものが男にだらしなく、男たちのエゴと島の秘密(過去に島民あげての略奪・殺人していた)が流布されないように島を出た者同士の監視とか、なんかややこしくて観ていて疲れた。事件の謎解きは置いといて、傑作 「強虫女と弱虫男 (1968) 」監督 新藤兼人 で、キャバレーの女にはまり転落して行くダメ男を演じた観世栄夫も登場するのだが台詞なく、まだしばらく役者業が続きのちに大監督になる伊丹十三の出演もわずか。なんかもっと観たいところを見せてくれないような感じがありました。














新藤監督はこの作品や先に紹介した 「裸の島 (1960)」  など数多くの作品で広島県・三原市を舞台にしたり協力してもらったりしているようで、三原市にはこんな碑が建てられているそうです。










 ↑ 紹介サイト 新藤兼人 監督 映画「かげろう」の碑






新藤兼人作品はまだまだ奥深い!もっともっと観たいです!

新藤兼人 (1912-2012)







もちろん奥様・乙羽信子 (1924-1994) 出演作品ということにもなる。









2018年 4月10日
シネマヴェーラ渋谷 ”ニッポン・ノワール NIPPON NOIR” にて観賞











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DVDがないので。


新藤兼人の映画著作集〈第1〉殺意と創造 (1970年)








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