月曜日のユカ (1964) 監督 中平康







加賀まりこがかわいい!「月曜日のユカ」に学ぶ60’sレトロガーリー





 加賀まりこ Wikipedia (1943-) 二本立て。先ずは一部映画ファンにカルト的な人気のこれ。下着姿で色んなポーズをとる加賀まりこの、肢体眩いタイトルバックもオシャレ。モノクロなのがもったいなく感じるほど多彩な衣装、髪型、いや何と言っても加賀まりこの存在がやばい。可愛いすぎる。同じ小悪魔的なコケティッシュな感じの 緑魔子 Wikipedia がエロスな可愛さであれば、加賀まりこはロリータな可愛さ。私が物心ついた頃にはすでにおばさん女優というか、ずけずけ物言う気っぷの良い女性としての印象があったので、昭和39年東京オリンピックイヤーの加賀さん、こんな破壊的キュートさで闊歩していたなんて、申し訳ない知らなかった!!!














娼婦だった母親を演じる北林谷栄(彼女も素晴らしかった!)が大好きで、母と同じように男を悦ばせることに全身全霊でいる加賀まりこ。中尾彬 (1942-)というイケメンの恋人を持ちながら、横浜で外国船相手にビジネスをする加藤武(当時35歳・老け役)をパパと呼んでお妾さん生活。唯一、加賀まりこのポリシーは「セックスをしてもキスはしない」。幼少の頃、外国人に抱かれ悶える母の姿を見たことを牧師さんに諭されて出来た「キスは不潔」というトラウマ。しかし映画のラストでそのポリシーが破られてしまい、さてどうなるのかは置いといてこの映画、まさに加賀まりこという妖しい女優の魅力が存分に詰まった傑作だと思いました。







左:中尾彬 ジェームスディーンとかそんな感じのテイスト。昭和の青春感。







およそ45年後・・・








黛敏郎 (1929-1997) の、この人やっぱり前衛的〜な音楽も良し(好みは分かれると思いますが)。サントラはアナログ盤やバージョン違いあり。


月曜日のユカ オリジナル・サウンドトラック [Analog]








結局は「愛」というものの考察だと思います。それが表面的、体裁的、真実的、などいずれにせよ、その時に求め求められる愛の「答え」はひとつしかないと信じて、そのひとつに向かい一生懸命生きる加賀まりこの姿。やがて辿り着く、知ることになるその答えとは?なんて書くとシュールすぎるか?いや哲学的に観てみるのも面白いと思います。
















パパ・加藤武が迎える衝撃のラストも素晴らしい。そのあとに見せる加賀まりこの表情をどう読むか?があなたなりの答え。必見です!












監督・中平康 (1926-1978) 作品をここでは

「あした晴れるか(1960)」主演・石原裕次郎・芦川いづみ

「あいつと私 (1961) 」主演・石原裕次郎・芦川いづみ

「おんなの渦と淵と流れ (1964)」主演・中谷昇・稲野和子

「結婚相談 (1965)」主演・芦川いづみ


と紹介してきたけど、「月曜日のユカ」はダントツでスタイリッシュ。個人的には「おんなの渦と淵と流れ 」のドロドロした感じが好きですが。








2018年 6月1日
シネマヴェーラ渋谷  ”キネマ洋装店コラボ企画:美しい女優・美しい衣装” にて観賞









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