勉強にしんどさを与えることは×

教室長時代に宿題をしてこなかった子に対して

「なぜ宿題をしてこなかったの?」

と聞いたら


「クラブでやる時間がなかったから」
「やることを忘れていた」
「時間がなかった」
「時間がなかった」

と、時間がないという理由が多かったです。学校の宿題・提出物も出せないという子もいましたがそれも時間がないと言います。

一緒にタイムスケジュールを作っていくときに、確かに学校のクラブ以外の時間でスポーツクラブやピアノなど他の取り組みにも時間をかけている子は難しいなと感じました。しかし、探せば見つけられます。

結論として、宿題を行う時間がないのではなくて自分からやろうとしていない、自分でやろうとする時間がないということがほとんどです。

では何故しないのか?特に学校の宿題は学校の内申点に関わるにもかかわらずしないのか?それは遠くの目標より目先の時間・楽しみが大切と思っているからです。我が子も同じく宿題に関しては何故やらなければならないのかという必要性まで聞いてきます。


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私が通っていた小学校では宿題や学校のテスト、お昼の歯磨きや発表回数などでシールをもらっていました。

例えば100点満点の内容であれば金色のシール
90点の内容であれば銀色のシール
80点の内容であれば銅のシール

といった感じのもので、クラスの友達と競ってこのシールをもらいにいっていました。小学生の頃って大人にとって無価値に近いものでも友達同士の競い合いになれば大き価値になります。これで宿題もシールをもらうための手段の一つとして数えられるようになりました。

本来の目的意識を持たせずにご褒美で子どもの気持ちを揺さぶるのは邪道だと言われる方もいらっしゃいますが、私にとっては子どもにとって将来の夢や目標がすぐに持てない子に無理矢理理解を求めて無理矢理勉強に向かわせるよりも、友達と一緒に楽しく取り組み、頑張って成果も出ればご褒美がもらえるという意識をもってもらったほうが今後の人生にも価値を見いだせると思います。

宿題そのものはしんどいものとして理解させるよりも、頑張ったときに何か簡単なご褒美を作っていくこと、そして宿題そのものが簡単に感じられるように答え方を導き出せるヒントを作ってあげるなどの工夫も一つです。これも「答えられるようにしていけば自分で考えられなくなる」と言われる方もいらっしゃいますが、自分で考えられるまでに至るだけの基礎知識は最低限必要です。説明書なしで家電の設置やパソコンを組み立てたり起動しなさいと言っているようなものです。これを無理強いしたら宿題も勉強も嫌いになって当然です。勉強は苦行ではありません。自分で興味を持って調べられるようにする前に面白さを伝えることが大切です。


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