朝方の夢から覚める直前に、祖母の美しい声で、かなりの大きなボリュームで「造りなさ~い」と言われる。

「造りなさ~い」とは!?


祖母は、普段元気で93歳まで一人暮らしをしていました。
 いつか大好きな祖母と会えなくなるかも・・という怖さから、2年前から編み物を始めました。
編み物なら病床でも作れるし、自分も看病したくてもできないことが多いのはわかっていたので、
何か産み出して、進んでいる実感を持ちつつ、ある意味少し、現実逃避も出来たのです。
実際入院中の床の横では、祖母が寝ている間に編み始めて、起きた頃、ベッドサイドに編んだバラを
くくりつけていました。

最初、痴呆気味だった祖母は、編み始めると嫌な顔をしました。
自分の中で、あまり編み物が高い位置になかったのでしょう。もしくはもっと注目されたかったのかも
しれません。現実には痴呆のせいで、かなり怖い話をみんなにしています。
郵便局に強盗が入ったとか、スタッフが私の貯めたお金を持って行ったとか。
痴呆の初期症状によくある話みたいですね。
~~なので、編むのを躊躇しつつも見守っていたのです。案外良かったのは、100均のお金を渡すと
満足げにベットに入れて、夜中さわがなくなったらしいです。(ダメ元でおススメです!)

そんな中の朝方のテレパシー☆明らかに祖母の声で、かなりのボリュームで優しく語りかけました。
「造りなさ~い」と。何よりうれしく、泪が出ました。
祖母には、まだ正気の脳が残っている!もっと刺激してみよう、と。



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