路線バスのおしごととは…

路線バスの運転手はどのような勤務をしているのかご存知ない方結構いるかも。
基本的にバス路線は電車の駅から目的地までが多く、その目的地までに学校や病院、役所などの公共施設があるのが普通。終点までにあっち行ったり、こっち行ったりを繰り返しながらお客様を集めながら運賃をいただくのである。そしてまた、折り返して駅まで戻るといったぐあいが普通である。
よく聞かれるのが、どうしてバスっていつも遅れるんだ!と言われますが、これは本当に色々理由があるのである。
第1は交通渋滞。事故も含む。
根本的な問題は会社にあるのかな。例えば、AからBまで行くまで夜の9時なら1分で行くのに朝のラッシュアワーなら5分はかかるとする。しかし、会社は夜の9時の時間配分しか取らない。というか、運転手に与えてくれない。なぜなら1分1秒が会社にとって余分な人件費なのである。
遅れるのが分かっていても、会社はなかなか時間を与えてくれないのである。
もう一つは、取り扱いと呼ばれているお客様の乗り降りする時間、料金を支払ったりする時間(結構大きなロス)は含まれていない。昼間の比較的、閑散時間帯なら取り扱いに時間はかからないが、ラッシュアワーなら取り扱いだけでも時間がロスしていく。また、最近は車椅子のお客様も増えてまた時間も倍にかかってしまう。
あと、天気や季節やお祭りなどの年中行事だろう。
もし、明日の天気が雨や雪なら明日はちょっと早めに出勤しようとするだろうが、バスの場合はそういうわけにはいかない。雨だろうが地震だろうが、夜の9時の時間配分で走らさないといけない。バス路線を取得する時に陸運局に申請しているので簡単には変えられないのである。
バスが遅れるとお客様も困るが、運転手も困るのである。トイレに行く時間も必要だし、次の目的地まで出発もしなくてはならない。遅れながら新たに出発しなければならないのは運転手にとってツライのである。
JR尼崎線の脱線事故にもあったように、遅れるとスピードで取り戻そうとする。そうなるとどんどんリスクが上がってきて大事故につながる。かといってお客様ほったらかしで制限速度内で走らせるわけにもいかない。遅れは、お客様だけでなく運転手にとっても迷惑なのである。
長々と遅れの原因を書いたが勤務の事は次回にしよう。