【ねことの生活 楽しいけど謎だらけ】









子ねこを預かって(本当は飼う気まんまん)一晩たち、私も子供達も仕事、学校へ行く前に子ねこの様子が気になりいつもよりも早起きをして出発時間ギリギリまで娘の部屋に
「お姉ちゃん、子ねこどこにいるの?」
下の子が部屋の中を見回して言います
確かに狭い部屋の中、子ねこの気配を感じない

「どうもね、この下にいるみたいなんだよね。夜中この辺からガサガサと音が聞こえたんだ」
指をさしたのは勉強机の下あたり

娘の部屋の勉強机の下に10㎝位の隙間がある
子ねこは人が部屋にいる時はそこに隠れているみたいでした
(机の足元にちょっとした棚のようなものがあり、そこに普段使わない参考書や趣味のお絵描き道具なんかを置いているため、子ねこからしたら絶好の隠れ家になっていたみたい)

ご飯も食べているし、トイレもしている(お腹を壊している様子もない)ので体調的には心配ないと思うけど、やっぱり顔見たい

「人間用のだと、味が濃いかもしれないからちょっとだけ試してみる?」
においに釣られて出てきてくれたら良いかな?
「出ておいで~、おいしいのあるよ」
ほんの一つまみのかつお節を用意して隙間の前に置いてみる

「ガサ、ガサガサ…」
机の下から音が聞こえる
最初は鼻先、クンクンと匂いを嗅いでる
ひょこっと顔を出して、私達が見ていたので驚いた顔をしてまた潜り込んでしまった

「見ていたら出てこないかな?」
「でも、ちょっとだけ見れた。めっちゃ可愛い」
子供達は大興奮
私もやっぱり気になるし、目が少し涙目だった気がするし…
ちゃんと顔見てみないとダメだわ

「ねえ、この子の名前は決まってるの?あれば呼び掛けてみる?」
娘に聞いてみると
「なんかね、レイラって名前がついてたらしいよ」

「レイラちゃ~ん、出ておいで~」
「かつお節美味しいよ~」
「レイラちゃ~ん…」

名前を呼んでみても出てこない
かつお節を指に付け、隙間に入れてみると指先をクンクンしている感じがする
ちょっとずつ指を外に出して手前に置いたお皿に近づけると釣られて外に出てきた!!

満足げにお皿にのっていたかつお節を平らげると慌てて机の下に戻ろうとしていたので、可哀そうかなとも思ったけど捕まえて顔を見てみる
「…みゃ」
ほとんど声になっていない抵抗を受け流し、目元の目やにを取ってあげる
もう少し観察したかったけど、体をよじって抵抗し始めたので降ろしてあげると一目散に机の下に逃げ込んじゃいました

「俺も抱っこしたかったぁ…」
息子は残念がってましたが、流石にそろそろ登校の時間
登校を見送ってから私も出勤の準備をしないとね

子ねこが来て1日目で分かったことは
「起こさなくても子供達が早起きになる」
という事と
「でも遅刻しそう」
って事
これから「里親探しの間まで」から「うちの子」にする為には子供達の生活を正すというミッションがある(そうしないと旦那を説得できないはず)
さて、頑張らないとね
その日の仕事帰りにペットショップに駆け込み、「ねこ用のかつお節」を手に入れたのは言うまでもありませんでした