ポジションに関する用語

売り持ち

FX(外国為替証拠金取引)では、「売り」から取引を始めることができる。これを「空(カラ)売り(short selling)」という。空売りから取引を始めて、売りポジションを保有した後、決済をせず、そのままの状態にしていることを「売り持ち」という。

買い持ち

通貨ペアの買いポジションを持った後、決済せず、そのまま保有し続けている状態。 英語ではロング(long)と言う。また、買いポジションは、ロングポジション(long position) という。買いポジションを持っている市場参加者を総称して「買い持ち筋」という場合もある。

ショート

ある通貨ペアの売りポジションを保有している状態のこと。FX(外国為替証拠金取引)やCFD(Contract for Difference:差金決済取引)では、「売り」から取引を始めることができる。売りから取引を始めて、決済をせず、そのままの状態にしていることを、英語ではショート(short)と言い、日本語では「売り持ち」と言う。

ロング

ある通貨のロングポジション(long position: 買いポジション)を保有して、決済していない状態。買い持ちの状態。ドル/円のロングポジションを保有している場合は「ドル・ロング」という。

実現損益

保有しているポジションを決済することで発生する損益。確定損益ともいう。

損益

様々な取引によって発生する利益や損失のこと。FX(外国為替証拠金取引)などの為替取引で生じる利益は為替差益、損失は為替差損と言う。また、利益には、キャピタルゲインとインカムゲインがある。キャピタルゲインは、相場の変動によって得られる利益を指す。例えば保有している銘柄が値上がりした時点で売却し、それによって得られる利益である。インカムゲインは、売却などをしなくても、銘柄を保有しているだけで得られる。株式の配当金、FX(外国為替証拠金取引)のスワップポイントがこれに当たる。

塩漬け

保有しているポジションの評価損が出てしまっているものの、決済せず(できず)、評価損が出たままの状態で、そのポジションを保持し続けること。

スワップポイント

「スワップ金利」とも言う。 高金利通貨を買って、その通貨より安い通貨を売ると得られる金利差収入。買う通貨と売る通貨の金利差が大きいほど、生じるスワップポイントは大きくなる。短期金利市場の動向によっては、受取と支払いが逆転する事もある。

建玉

売買を行った後、未決済のまま買っている、あるいは売っている状態。
ポジションや持ち高ともいう。

値洗い

値洗い(mark to market)とは、現時点で保有しているポジションの時価評価を行うことである。通貨や株式などの値段は、日々変化するが、ある時点で保有している未決済のポジションを現時点の値段(株価、為替レートなど)で評価して、評価益または評価損がいくらあるかを算出する。これにより、現時点で決済した場合にいくらの損益が出るかがわかる。追加証拠金や、ロスカットルールを適用する場合にも、値洗いが利用される。

ネットポジション

ネットポジション(net position)は、同一通貨ペアの未決済のポジションに関して、売り取引と買い取引を相殺して、残った実質的な保有ポジションを指す言葉。現在保有する純粋な持ち高を示し、差し引いた残高がプラスの場合は買い持ち、マイナスの場合は売り持ちとなる。

持ち高

保有している買い持ち(買いポジション)または売り持ち(売りポジション)のこと。建玉(たてぎょく)やポジションとも言われる。

両建て

同一通貨の買いポジションと売りポジションの両方を同時に保有すること。相場の変動により損失が拡大するのを一時的に防ぐ場合などに用いられる。両建ての状態から、相場が上昇したら買いポジションを決済して利益を確定することが可能で、下落した場合も売りポジションを決済すれば、利益を確保するチャンスができる。※両建ては、お客様にとって、Ask価格とBid価格の差、証拠金を二重に負担すること、支払いのスワップポイントと受取りのスワップポイントの差を負担することなどのデメリットがあり、経済合理性を欠くおそれがあります。