肩甲骨は、後ろから見て水平が良い!









肩甲骨による診断法
このヒズミを調べるには、
肩甲骨の形や位置によって
診断できるということなのです。
上半身はだかになって、
頭をやや前に倒した姿勢で立つと
肩甲骨が浮き上がりハッキリとわかります。
左右の肩甲骨が水平の状態、
簡単な図で示せば (- -)のように
なっていれば理想的ですが
肩の場合と同じように、
なかなか水平な人はいません。
この状態を基準にして、
左右の肩甲骨の形と組み合わせによって
内臓の病的な状態を知るのが、
この肩甲骨による診断法なのです。




背中が美しいと、内臓も良好です



脚の長さに違いはないか?
足の長さの違いの原因は
股関節に関連があると述べました。
その股関節の異常が亜脱臼による
原因が非常に多いということです。
亜脱臼という状態は、
関節の臼状の骨から
それにハマっている松茸状の頭骨が
少しズレたり、うまく噛み合わずに
ハズレかかったりした状態をいいます。
完全にハズレれば脱臼ですが、
その前の軽い状態なのです。
しかし多少のズレや異常があっても、
痛みを感じないので
本人には自覚症状がないのが特徴です。
この股関節のズレが両足の長さの違いに
大きく影響してきます。
足の長さの違いを診断するのには、
全身の力を抜いて、床の上に仰向けに寝ます。
伸び伸びした姿勢で、自然に足を合わせてみます。
両足のカカトの部分で、
左右の長さの違いが判るはずです。
ハッキリと見分けられる程度の差があれば、
股関節の亜脱臼が起こっていることは
ほぼ間違いないでしょう。






背骨が及ぼす影響力
人間の背骨の中には、
中枢神経である脊髄が通っています。
30個ほどの椎骨からできている背骨は、
その各椎に対応する筋肉、皮膚、
内臓に繋がっています。
8個の頸椎、12の胸椎、5個の腰椎
5個の仙椎、そして尾骨と
それぞれの椎から神経が身体の各部分へ
脳からの命令を伝えたり
各部分の変化を脳に伝えています。






背骨が及ぼす影響力②
脳から末梢へ命令を伝達する
中継局である末梢神経、
逆に皮膚や内臓から
感覚を伝える知覚神経。
オートメーション的に
血管や内臓の働き、分泌、
発汗などを調節する自律神経が
互いに近接して、
脊髄へ各椎ごとに繋がっています。
しかも、各椎から内臓などへの連絡は
ひとつの椎から出た神経が、
ひとつの内臓へという具合に
結合しているのではなく、
幾つかの椎から出た神経が
少しずつ重複しながら内臓へと繋がっています。






背骨が及ぼす影響力③
たとえば、胃は第三胸椎から第八胸椎までの
間からの神経に関係があり、
肺は第一胸椎から第五胸椎まで
というように重なり合っています。
なので、ひとつの内臓の異常は
ほかの臓器にも影響を与えるし、
逆にいえば、ひとつの椎骨の
ズレやゆがみは
いくつかの臓器に異常を起こさせます。
この重複する神経系統の関連を考えるとき、
ひとつひとつの病気や異常を治し、
予防するためには
常に全体の調節が重要であることがわかります。
風邪ひとつをとってみても、
主として気管支系統に関係はありますが、
同時に胃や肝臓、
目、耳といったところにも影響があります。