肝臓障害と猫背の弊害も背骨健康法で






背中の筋肉をほぐすのが一番



背骨と病気の意外な関係⑤

●肋骨の下の圧痛は肝臓障害の疑いが

昔から"肝"という字は、

一方では"きも"と呼んで

「肝に銘ずる」とか「肝っ玉が太い」とかいって、

心の奥底とか心根とかの例えに使ったし、

また一方では「肝要」「肝心かなめ」というふうに

"肝"の字を、"腎"と並んで

人間の生命全体としての機能を保つうえで、

重要な役割を果たしているのが

肝臓ともいえるでしょう。

肝臓は、

機能としては体内の解毒作用をおしすすめ

新陳代謝を促進するために働いています。

したがって、ここに病変が生ずると

全身的に影響が出るし、

その症状も重症になります。

左右の肋骨のすぐ下の部分に、

圧痛や圧迫感がある場合には要注意で、

毎日の尿の色が濃すぎた時も赤信号です。

このような肝臓の障害が起こっている人でも、

胸椎中・下部から腰椎にかけての

異常を矯正すると

著しく肝臓の働きが回復してきます。










●猫背で腹の出ている人は胃が悪い

背骨は、内臓の変化に敏速に

反応してくると同時に、

背骨の異常は内臓に反映します。

特に、胃は症状が表面に出やすいのです。

一般に胃を悪くする原因は、

食事と不規則な生活があげられますが、

より根本的には、

胸椎中・下部の異常によるものです。

デスクワークの多い人は、どうしても背をまるめ

胸部を圧迫することになり、

思い頭部を支える力と習慣によって

胸椎に疲労が堆積され異常を起こします。

胃の悪化には、このような背骨の矯正と同時に

食事療法も大切になってきます。

とくに潰瘍の場合、食事をすると2.3時間

みずおち部分が痛む場合と、

逆に空腹時痛み、一口食べると

痛みがおさまる場合があります。

前者は胃潰瘍に多く、

後者は十二指腸潰瘍に多いそうです。

また胃アト二―は、

胃壁の筋肉がゆるみ、消化力が落ちて

食欲不振や不快感をもたらします。

胃下垂は胃アト二―の悪化したもので、

過食や精神的ストレスなどで起こり、

頭痛、不眠、記憶力減退

全身的な倦怠感へと繋がってきます。

いずれにしても、胸椎の中・下部の矯正を

充分こころがけながら、食事に気をけていれば

内臓の血液の循環がよくなり、

特に精神的な原因によるものは

治る率が高いそうです。




日頃から正しい姿勢で過ごしましょう