ボクシングを始める際、一番始めに身につけておかなくてはいけないものが構えです!

ボクシングを始める際、全てのジムでまず最初に教えるのが構えです。
構えは非常に重要です。攻撃する際の起点になり、また、適切な構えは相手のパンチから守ってくれます。
よくテレビなどでボクシングの試合を見ていると、構えも人により結構違いますよね。あれは彼らがこれまで闘ってきた中で、それぞれに適切な構えを身に付けてきたからです。
2018年大晦日に那須川選手とメイウェザー選手が闘いました。見ているとメイウェザー選手は結構強引に前に出て、ブンブンとパンチを振るっていましたね。本来彼はそのような闘い方をする選手ではありません。今まで彼はボクシング界の超一流達と闘ってきました。その中でL字ガードという前の手を下げた構えを多用してきました。相手のパンチはほとんどもらわず、自分のパンチだけコツコツと当てて判定勝利、というのが彼のお決まりのパターンでした。あまりにも安全運転過ぎてつまらないという人も多かったようです。
でも世界の超一流相手に終始安全運転して、勝ててしまうというのはそれだけでもものすごい事なんですけどね。
前置きが長くなりました。メイウェザー 選手はL字ガードという特殊な構えをとりますが、いきなりそれをマネしてもなかなか上手くはいきません。
そこでまずは最も基本的な構えを紹介します。

1 左足を一歩踏み出しつま先をやや内側に向ける。
2 膝を軽く曲げ右足のかかとは常に浮かせておく。
3 顎の横に右拳をそえる。
4 左こめかみのあたりに左拳をそえる。
5 顎を引き、両脇をしめて出来上がり。

といった感じです。実際にやってみると結構窮屈に感じるかもしれませんが、これがボクシングの基本の構えです。

ひとつポイントとして、力を入れ過ぎてガチガチにならないように注意しましょう。
できれば構えたままリズムを取れるといいですね。膝を柔らかく使い、右足、左足と交互に重心移動する感じです。
野球のバッターを思い浮かべてください。打席で構えている時、ピタっと静止している人はあまりいませんよね。足を交互にふみふみしたり、バットをゆらゆらと揺らしながらリズムを取って、リラックスした状態で投球を待っています。最初から力が入っていては素早くバットを振ることは出来ないのです。
パンチも同様です。構えの時点では余計な力を入れず、いざ打つという時にだけスパっと力を入れることにより、キレのあるパンチが放てます。

また、顎をグッと引くことにより顔面にパンチを受けた際のダメージを軽減することが出来ます。
まともに顎にパンチを貰うと脳が揺すぶられ、脳震盪を起こしダウンしてしまいます。しっかり顎を引いておけばそれを防ぐことが出来ます。
パンチを打つ際にも顎を上げないことが重要ですね。

という訳で基本の構えを紹介しました。
このサイトではパンチの打ち方やディフェンス技術について解説していきますが、オーソドックス(右構え)を想定して説明します。サウスポーの方は左右を反転してご覧になってください。