博徒七人 (1966) 監督 小沢茂弘







ナイスレビュー&考察1

ナイスレビュー&考察2










 ↑ 永久にソフト化不可能、とか言われると、絶対見逃せない(笑)。

面白かったです。東映チャンネルに本編あがっているのですが、タイトルバックが秀逸。七人がそれぞれの役割で見栄を切り得意技を披露してます。 ↓ そこの部分だけでも見てからお読み下さい。





タイトルバック(東映チャンネル)




どうですか?なんか劇画原作みたいなノリでしょ? で何故ソフト化不可能なのか?はご覧の通り、全員身体障がい者なのです。障がい者と言ってしまわなくとも、それぞれにそれぞれ健常者とは違う部分があるわけなので、ま、さる団体などから抗議されたということです。

主役の鶴田浩二(片目)、藤山寛美(片腕)、山本麟一(片足)、待田京介(めくら)、小松方正(せむし)、山城新伍(唖)、そして対立する大木実(顔面ケロイド) ↑ 上のポスターにもそれぞれそう書かれてます。確信犯ですね。 脚本の笠原和夫はこののち「仁義なき戦い」シリーズの基礎を作った人ですが、そんな彼に東映は、



「あと3日で撮影、七人の侍みたいな痛快なものを書け!』



3日で? しかも7人の性格付けを考えるとき、それをわずか90分の中で見せなければならない。ここで笠原は、全員を障がい者にしてしまったのでした。つまり見た目で分かりやすいこと、つべこべ言わずに7人の性格設定を見せたかったということです。









ぶっちゃけ、キャラを立たせるためだけの障がい者だから、意味がないことなんですね。だから漫画みたいで、ギリギリコントに成り下がる感じはなかったけれど、はいはい、お疲れ様でした、というのがほんとの正直な感想なんですけど。でもそれを言ってしまえばおしまいです。この時代、大の大人たちが寄ってたかって取り組む姿を想像するだけで感動必至、バカバカしいことに真剣に取り組むところこそ、日本映画斜陽の時代でのもがきを感じるところは、時代の記憶、記録として残していくべきだと感じました。





↓ 山城新伍、唖なので台詞なし。







2018年 11月26日 シネマヴェーラ渋谷
”滅びの美学 任侠映画の世界”にて観賞









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