逆噴射家族 (1984) 監督 石井聰互





ストーリー(優秀レビュー)

必読レビュー(現代の観点で「予言」と論じる)



公開当時結構話題になっていて、でも洋画大好きだったぼくは何だかな〜と引いてしまい未見のまま。このサイトで紹介する日本映画は圧倒的に50〜60年代が中心(になってしまっていて)なので、他と比べるとちょっと浮いてしまっている感も否めないのですが。

どうしてどうして、おもろいです。

バブルな時代ならでは、またまったく詳しくないのですが、インディーズ感満載の石井聰互監督味というか、スタッフ・キャストのエネルギーが満ち溢れています。










我らがMr. DJ 小林克也(当時43歳)が最高。家族のために必死に働き、念願のマイホームを建てたのは良いが、家族は「現代病」という病にかかってバラバラになってしまい(という小林克也の思い込み)、家族を再び再建するために奮闘する父、その奮闘こそがいわれのない暴力として母、息子、娘、そして祖父に降り掛かり、家族同士対決していく。狭〜い新築の家の中で繰り広げられる命懸けのサバイバル、という物語。




お母さん:倍賞美津子(当時38歳)。セクシーコスプレで克也さんに迫り、改心させようとするが、逆に「現代病が悪化している」と理解され泥沼の展開に。






受験生の息子:有園芳記(当時24歳)。終始自室にこもり、ピラミッドサークルとか奇妙な機械を使って暗記に励む。眠さを防ぐためコンパスの針で大腿を突きながら(狂)。






アイドルか女子プロ選手になりたい中学生の娘:工藤夕貴(当時13歳)。ロリエロ満載。昨今のセクハラ時勢ではありえない表現。みてこのコスチュームでブリッジ。






田舎から上京、居候を決め込む小林克也の祖父:植木等(当時57歳)。克也さんは家族から疎んじられる祖父の部屋を造ろうと、リビングの床をぶち壊して地下を掘り始めます(狂)。






小林克也は地下の水道管を破裂させるわ、シロアリの巣を発見して駆除剤まき散らすわ、あげく深夜の家族会議で紅茶に駆除剤を入れ、家族心中までやろうとします。さすがに「狂ってるのはお父さんよ!」と、ここで1対4になるのではなく、家族それぞれがそれぞれに文句があったので、それぞれ自室に籠り戦闘準備を整え、家の中でバトルロワイヤルとなるわけでした。









荒唐無稽です。

今や「ゴーマニズム宣言」で有名な、小林よしのりさんの原案・脚本だから、未見の方はだいたいそれで察しがつくかもしれませんが、とにかく家族それぞれのキャラクターがぶっ飛んでいてエネルギッシュ。一気にラストまで疾走するような映画でした。













2018年 6月7日 神田・神保町シアター
”にっぽん家族の肖像 映画で辿る昭和の家庭風景”にて観賞









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