学校選び

目的にあった学校選びを

目的を決める

「訓練の種類」の続きのような話ですが、
最終目的に応じた適切な学校選びをしましょう。
アメリカの飛行訓練学校はとてもたくさんあり、
費用や設備も様々です。
また、最終目的と予算をを明確にしておくことで無駄な出費を抑えられます。
例えば、commercial ライセンスを取った後でやっぱりインストラクターも目指そうと思うよりも
初めからインストラクターまで取ろうと思って訓練を始めていれば
コマーシャルの訓練中に右側の席で操縦して右側での飛行時間を稼いでおくことができ、
(通常は左側の席での操縦)インストラクターのための訓練時間を節約できます。
初めに各ライセンスに必要な訓練の種類や必要な飛行時間を調べておけばそういった無駄が省けます。
それらの情報は毎年更新の『FAA/AIM』という法規の本に詳しく載っています。
(アマゾンでも入手可能。必ず最新版を買いましょう。毎年8月更新です。)

イカロスなどの航空関連誌に広告が載っている学校は日本人価格で割高です。
ただ、日本の法規に詳しいので日本の免許に切り替えるためのノウハウを持っています。
アメリカの免許を日本の免許に切り替えるためにはログブックの書き方などにコツがあります。
日本の免許向けのログブックでもアメリカで免許は取れますがアメリカの免許を基準にした
ログブックを日本の免許に切り替えるのは至難の技です。
(面倒な手続きや、やり直しがたくさん必要になってきます。)

ここで選択肢
1 日本の免許をとるつもりだ
  →a. 自分で調べるのは面倒だし不安
     → 割高でも日本の規則をわかっている学校に行きましょう。
b. 少しでも安い方がいい。自分で調べてなんとかできる。
2 日本の免許はいらない
     → 日本に広告を出していない現地の学校を探しましょう。

アメリカで現地の学校を調べるなら便利なサイトがあります。
良さそうなところを見つけたらどんどん質問してみましょう。(もちろん英語で)
Flight shool 検索
http://www.bestaviation.net/flight_school/
訓練校には詐欺まがいの悪徳学校もあるようです。
ネットの噂もいろいろですが自分でしっかり調べてたくさん質問もし、
少しでも違和感を感じるところは避けたほうがいいでしょう。
個人でやっているところなどは特に注意が必要です。
どこのスクールもホームページには良いことしか書いてませんし
自分たちに都合の悪い事は言いません。
万が一自分に合わないスクールに当たってしまった場合、
あとあとの訓練費用を考えれば
多少の手間や出費を惜しまずに別のところに変わる勇気が大切です。
初めに訓練費用全額を前払いするような学校は注意が必要です。
(コミュニティカレッジなど学費を前もって支払うところもあるので一概には言えませんが。)
最初の手続きが面倒ですがVISAが必要なpart 141の認定校は
ある程度の実績が証明されているのでやや安心です。
VISAの手続きが面倒などの理由でpart 61にする場合は十分注意してください。
3箇所くらい調べておいて何かあればすぐに代われるようにしておく方がいいでしょう。

訓練の目安ですが、上記のリンク先の学校などをみれば費用も詳しく載っています。
目安の価格ですが、セスナの訓練でいうと学科や教材込みで
2人乗りのC152で US$5000台〜
4人乗りのC172で US$7000台〜
となっています。
これは最低飛行時間での訓練費用なので実際にはその1.5倍くらいはかかるのが通常です。
インストラクターの費用はUS$40~50/1時間が標準的な値段です。
日本人インストラクターの場合はその倍くらい取るところもあるので
英語ができれば現地スクールにするのがいかに経済的かがわかります。