質問力研修・セミナー(東京・大阪) MECEを実現する質問力(現場の思考モデル10選)

現場で鍛える質問力~10のシーンでは?

MECEを実現する質問力(現場の思考モデル10選)

10のシーンの概要を解説します。それぞれの詳細は次ページ以降に掲載しています。
質問力セミナー

〇仮説思考
一般的な仮説思考の1つとして「ひらめき」を「具体的プラン」に発展させたシナリオがあります。展開・カテゴリー化・具体化によって構成するわけですが、ポイントは「MECE]」に沿った客観的な裏付けです。「なぜ?」「曖昧かな?」と直感的に思う内容について問いかけてみること、こういった論理的思考法に基づく質問力向上に重要です。

〇プレゼンテーション
プレゼンで気を遣うポイントが、対象者からの質問です。基本は「現状」「過去」「未来イメージ」の整合性が裏付けとともに明確にすることだと言えます。つまり、成功確率を裏付ける内容が事実に基づいているかという点ということもできます。「納得に導く」(仮説と事実の論理的構成)と「説得する」(明確な裏付けと情熱)情報要素は異なるため、事実と思い入れの関連性も自分に問いかけてみる必要があります。

〇企画会議
企画会議は、①企画を発表する人と出席者②議事を進行する人③議事を整理する人の3つの役割によって情報(企画・問題・課題)が表に浮かび上がってきます。直接質問に関わるのは①の「企画を発表する人と出席者」ですが、②は質問を引き出すためにあえて確認を取る作業も行います。③の議事を整理する人は、整理しながら疑問点を発表者に確認することもあります。

〇面接・面談
採用面接であれば質問者は採用企業の人事担当者です。欲しい人材のスキルや人間性を見極める目的に沿って質問内容を組み立てます。基本は「どういう人材」(複数の個性の組み合わせ)を基準にするかなど、担当者相互の間で事前の摺合せが必要です。一方、面接者も質問を求められるのが一般的です。この場合「個性」と「総合力」の関わりを質問して、自分はこういう立ち位置で仕事ができる、という点を付け加えれば強いアピールになります。

〇コーチング
コーチングの基本は本人の潜在力を引き出すことにあります。悩みや仕事のスキルアップなどさまざまありますが、①聞いてあげる②組織の方向性との整合性を俯瞰する③同意して俯瞰的な立場から具体的な行動を示してみる、といった流れになります。コーチの質問の基本は、掘り下げることです。営業成績が伸びない理由ではなく、根本の問題に迫ること。たとえば、家庭問題にあるのかもしれません。成績のように見える化されたデータに基づく「なぜ?」ではなく、「どういう状況」を聞いて同意する質問から入ります。

〇グループインタビュー
グループインタビューとは、テーマに沿って複数の参加者がそれぞれの意見を発表することから、進行役が基本となって必要とする情報をヒアリングします。進行役はテーマについて述べさせるだけでなく、必要に応じた質問や、複数の参加者の意見から重なっている部分や相違点をピックアップして確認をする必要があります。①テーマに沿った質問②確認のための質問③複数情報の相違点や共通点を展開させる質問、に対応する悋気応援の対応が求められます。

〇インタビュー・ヒアリング
マスコミ報道でお馴染みのインタビューは、一般であれば機関紙や広報紙の編集時に行います。基本構造は「情報の共有」が可能であるという特徴があります。簡単にいえば、ある出来事に対して、裏付けとなる客観的情報が論理的に組み立てられています。同時に、出来事に対する感想、結果にいたった思い、さらに将来の可能性という構造が一般的です。 主にテーマに対する考え方や答えを知りたい場合はヒアリングをします。広報活動の場合はレクチャーの形で行うこともあります。

〇セミナー
セミナーや講演会などは、話す人が知識や体験をもとに論理的に組み立てた内容を順序立てて話していきます。基本的な共有構造を有しているのでほとんど内容に関する質問をしなくても聴いている人たちも理解をすることができます。セミナーでは最後に「質問時間」を儲けることがありますが、気の利いた質問をしてみたい人は「自分の現状と考え方」を具体的に簡潔に紹介し、自分に置き換えて応用できる考え方を示してもらうようにすると良いでしょう。

〇コミュニケーション
基本的に対等の立場にある双方向のコミュニケーションである会話や、リアルタイムのメッセージ交換といったコミュニケーションの基本は、話の主導権を一方が持ち続けるとお互いに話が面白くなくなります。「美味しいお店に行った」という話題が出れば、もう一人は「どんな?」「なぜ?」など、できるだけ聞き出す方が楽しさや親近感が膨らみます。「私はここが好き」「美味しいのよ」と話題の主体をいつも自分に持ち込む人もいますが、できるだけ聞き役に回って、共通点や相違点を聞いたうえで自分の体験や知識をそっと投げ返す方がスムーズなコミュニケーションとすることができます。

〇情報誌編集
情報誌編集は、大きなテーマを基本に複数の記事を集めてカテゴリーごとに紙面配置を行うことで一定のストーリーを表現しています。当然、編集者の主張に基づいて編集するため、一つひとつの記事も主張を反映する情報の集合体になります。そこで、取材テーマに沿って質問をすることで取材対象者の意見や体験も編集者の意図に基づいた方向性が見える形の情報として発信されます。広報誌など団体や企業の編集なら、意図と異なる意見の扱いは自由に削除することができますが、できれば「反対意見」と断り紹介したり、さらに深堀りして新たな可能性へとつなげることも重要です。